景気後退に関するニュースが日々発信されてますね。
- アメリカは2023年に景気後退
- 金融引締めによる景気の冷え込み
- 経済成長は来年にもゼロ%に鈍化
などなど.....
FRBの金融引締めやロシアウクライナ戦争の長期化のニュースを見てても、
2023年のアメリカの景気後退(リセッション入り)は、ほぼ間違いないと言えると思います。
5月にも、米国のリセッション予想に関する記事も投稿させて頂きましたので併せてご確認ください。
▽アメリカ 2023年にもリセッション入り▽
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アメリカは2023年にも景気後退入りへ!
前の情報になりますが、ドイツ銀行が大手金融機関として初めて、アメリカの景気後退入りを予想して早1年。 GAFAMをはじめとした大手テクノロジー企業を中心に大規模なリセッショ ...
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また、景気後退の話か!!!
経済学者の68%が2023年の米国景気後退を予測
金融機関に所属するエコノミストのみならず、今回の調査では経済学を縄張りにした経済学者でさえアメリカのリセッション入りを予測してます。
フィナンシャル・タイムズ紙とシカゴ大学ブース・ビジネススクールが共同で実施した「世界の経済学者49人を対象とする米国の景気に関する調査結果」によると、
68%の学者が2023年にアメリカの景気後退が始まる
と予測したようです。
さらに「2023年にアメリカは景気後退(リセッション入り)が起こる可能性」を示した世論調査でも、
2023年に景気後退可能性は?
- 強く予想:45%
- いくらか予想:40%
- 可能性が低い:12%
- 全くない:4%
と、世論の85%が2023年にリセッションを支持している事が分かりました。
アメリカ人も、景気後退は単なる脅威ではなく『迫りくる現実』
と認識しているようです。
アメリカ頑張れ!!
米金融大手バンク・オブ・アメリカも2023年にリセッションと予測
先週、ロイターが発信していた記事でも、
ロイターの記事
バンク・オブ・アメリカ証券は2023年にアメリカ経済がリセッションする確率が約40%
との見方を示しました。
バンク・オブ・アメリカによると、
FRBは大幅に後手に回り、追い付くため危険な賭けに出るという最悪の懸念が現実になった
と指摘しておりますが、これはバイデン大統領がFRBのパウエル議長を指名するのが遅くなった事が原因として挙げられます。
結果として、急激な利上げに対して、庶民や企業は財布の紐が固くなり、『買い控え』『設備投資の鈍化』に陥り、米国経済は冷え込んでいくと予想しているようですね。
全部が悪循環!
今週も経済指標のニュースが目白押し
先日のFOMC会見から暗いニュースが目立ちますが、今週も注目する経済指標は多いです。
- 6/20(月):米国市場休場(祝日)
- 6/21(火):中古住宅販売戸数
- 6/22(水)・23(木):FRBパウエル議長証言
- 6/23(木):失業保険申請件数
- 6/24(金):新築住宅販売戸数
急激な利上げやインフレに対して、消費者がどのような変化をしているのかが分かる重要な指標ですね。
今後の米国株も厳しい局面を迎えそうですが、投資市場からは離脱しないように愚直に投資は続け粘りたいと思います。