皆さんこんにちは!
最近、Amazonがカード不要の後払い決済サービスAffirmとの提携により話題になっているBNPL
BNPL=”Buy Now, Pay Later”の頭文字を取った言葉となります。
AmazonとAffirmの提携の他、最近ではSquareがAfterpayという企業を約3兆円で買収する事も発表されました。
世界ではBNPL市場が盛り上がってるなかで、日本ではまだ浸透していないような気がします。
BNPLってなに...?日本市場にも影響はあるのか...?
そんな個人的な疑問を解消するべく、ブログに投稿したいと思います。
先程も申し上げた通り、BNPLとは”Buy Now, Pay Later”の頭文字を取った言葉です。
日本語で直訳すると『今買って後で支払う』後払いの事を指します。
世界を見渡してみるとEU・豪州ではBNPLはユーザーにも認知され利用されてるようです。
しかし、IT先進国のアメリカは遅れを取っていると言われております。
後払いというと、クレジットカードのイメージがある中で、何故、BNPLが流行っているのか?
その理由は、ユーザーにネックになっていた手数料・与信限度が無いからです。
日本ではクレジットカードは普及しておりますが、基本的には一括支払いが普通だと思います。
しかし、世界を見渡してみると、クレジットカードの支払いは分割払いやリボ払いのケースが多い事をご存じでしょうか?
クレジットカード大国のアメリカは「リボ払い」が一般的なようで、「カードの使い過ぎ」が大きな社会問題にもなっています。
※参照元
BNPLとクレジットカードの違いをもう少し深掘りしていきたいと思います。
今まで何かしらの理由でクレジットカードが作れなかった人も利用できます。
与信限度も無く、分割手数料も無いため、ユーザーにとっては大きな買い物も行うことが可能ですね!
逆に小売店のメリットとしては、
小売業者としても、今までカードが作れなかった新規ユーザーの顧客開拓ができることと、
サービス利用の際、カードの情報を入力する際の手間や離脱を防げることがメリットとなります!
因みに、BNPL関連企業の収益モデルはというと、
⓵提携している小売業者の手数料をクレジットカードより高くし、収益を稼ぐ
➁後払いといいつつ支払を遅延したユーザーには遅延料金を徴収する
といった収益モデルが一般的なようです。
BNPL関連企業の収益スタイルと関連企業を見ていくと、
・Affirm(アファーム)
AfirmはAmazonとの協業発表で大きな話題となり、今後も顧客を伸ばすことが想定されます。
アメリカ国内で加盟店は12,500件を超え、550万人のユーザーを獲得しています
・Square(スクエア)
Twitter創業者でもあるジャック・ドーシーが創設したSquare。
オーストラリア証券取引所に上場している大手Afterpayとの合併によりSquareのサービスであるCash Appに統合されていく事が予想されます。
この買収が発表されたことにより、BNPL市場のトレンドは大きく変わると言われております。
・Marqeta(マルケタ)
Marqetaに関しては、BNPLのインフラを担っている企業です。
BNPL市場が盛り上がれば盛り上がるほど、大きく収益を伸ばす事が予想される企業となります!
正直、手数料・与信限度が無いまま商品を購入できることはいいものの、
貸し倒れリスクやそれに伴う規制強化が入ることも考えられるため、一時的な強気銘柄になる可能性もあります!