前の情報になりますが、ドイツ銀行が大手金融機関として初めて、アメリカの景気後退入りを予想して早1年。
GAFAMをはじめとした大手テクノロジー企業を中心に大規模なリセッションも経験し確実に米国のリセッションが近づいてきてます。
えっ!?アメリカの景気後退すんの??
2022年からのFRBによる急激な利上げの影響で、米国は2023年後半に景気後退入りをする
という内容で、まぁ簡単に説明すると、
アメリカ景気後退の理由
インフレ(物価上昇)の影響が、徐々に市場にも影響がではじめ、景気が後退していく
流れのようです。
物価の上昇は、食料品・ガス代だけでなく、不動産(家賃)の物価上昇にもつながっており、
家賃を払えない・クレジットカードの支払いも出来ないというケースも出ていると言われております。
私も2020年のコロナ渦をきっかけに投資を始め、株価上昇の勢いしか知らない投資環境のなか、初めて今のような下落相場を経験しております。
そのなかで、2023年後半に景気後退(リセッション)がくるといわれ、
どのような投資スタンスを想定しておけばいいのか考えていきたいと思います。
アメリカも日本みたいになるのかな?
投資家も米国のリセッションを2023年と予想
アメリカのリセッション予想はドイツ銀行だけでなく、機関投資家も予想しております。
ブルームバー(Bloomberg)が独自に調査したアンケートとでは、約半数近くの方が
【景気後退は2023年に訪れる!】
と回答した事が約50%と半分程度の回答となりました。
更に、先日決算発表のあったJPモルガンCEOのジェイミー・ダイモンのカンファレンスコールによると、
市場が見込む景気後退の確率は高まっている。という発表をしておりました。
※銀行破城が繰り返し起き、銀行危機を懸念しているイメージですね。。
景気後退、結構な確率だな。。
景気後退を前に、どのような対処をすればいいのか?
仮に、景気後退の確率の話が挙がったときに、どのような戦略で動けばいいのか?
考えていきたいと思います。
一般的には、自分のポートフォリオを景気後退の時も対処できる銘柄に組み入れられればいいのですが、
果たして、どの位の割合で実施していけばいいのか?
今回のような確率のようなニュースが出た場合、自分のポートフォリオも、その確率分をリスク資産から安全資産に切り替えていくのが一般的です。
以前のニュースソースを参考にするのであれば、自分のポートフォリオの30%を安全資産に。
確率が40%に上がれば、自分のポートフォリオも40%を安全資産に。。
50%に上がれば、自分のポートフォリオも50%を安全資産に。。。
といった所です。
2月のロイターの発表によると、景気後退は25%まで下がったと言われておりますので、今は25%位を目途にポートフォリオを組んでいくと良いかもしれません!
不景気に強い安全資産とは?
では、不景気に強い安全資産は何なのか、株式という観点では「ディフェンシブ銘柄」と言われる株式です。
ディフェンシブ銘柄は景気動向に左右されにくく、景気が良い時も悪い時も安定的な資産を築ける銘柄のことを指します。
ディフェンシブ銘柄
- 公共
- ヘルスケア
- 通信
- 消費安定
のような業界です。
代表的な例でいえば、
のような銘柄です。
いわゆる、景気が後退しても、生活するにあたり、間違いなく必要になるものをイメージして頂ければいいと思います。
【弱気相場は富の源泉】
YOUTUBEでも人気のバフェット太郎さんがお話されておりました。
今のチャンスをしっかりと逃さないためにも、
しっかり入金力を高め、愚直に投資を続けていければと考えております!!
今年は、米国大統領選挙の前年という事もあり、アノマリー的に言えば米国株は上昇すると言われてます。
上昇を待つのではなく、今から投資をする事をおススメします。