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カーニバル・クルーズ(CCL)第1Q決算、売上・EPSはミスするも2022年中に黒字見通し

 

【▽最新!2022.年6月発表の最新の決算はコチラから】

CCL 2022年 第2四半期決算

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私個人では長期的な視点で投資を行っているカーニバル・クルーズ(CCL)。

 

 

3月24日(米国時間)に、2022年度 第1Qの決算が発表されました。

 

 

 

2021年に続き、売上・ESPともにミスしましたが、

 

広瀬隆夫さんも仰るように【クルーズ株は目先の売上ではなく、今後の見通しが最重要】です!

 

 

 

2021年度 第4Q決算発表時には、2022年度の業績予想では、

 

2022年度の業績予想

  • 2022年の上期は赤字
  • 2022年の下期以降はキャッシュフローの黒字化

と言われておりましたが、

 

今回の決算でも

2022年第3四半期には黒字に戻る(通期では赤字)

と発表されておりました

 

 

 

【▽前回(2021年度 第4Q決算より】

CCL 2021年 第4四半期決算

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今回は、第1Qの決算を振り返るとともに、2022年度・2023年の見通しを発信したいと思います!

 

 

■第1Q決算は売上・EPSともにミス

 

 

冒頭に申し上げた通り、2022年度 第1Qの売上・EPSはミスしました。

 

第1Q(四半期)決算

  • 売上高:予想23.0億ドルに対し結果16.2億ドル
  • EPS:予想-0.89ドルに対し結果-1.66ドル

 

前四半期成長率(YoY)は前年同期比+6142.3%とパンデミック全盛期から比べると、とんでもない成長率となりましたが、

 

当初から2022年 上期は赤字と発表されておりましたので株価も織り込み済みで、そこまで大きな下落とはなりませんでした。

 

 

ここまで、売上・EPSをミスしつつも、昨日、投稿させて頂いたNIOとは違い、ほぼ横ばいですね。

 

 

あからさまに『目先の売上はどうでもいい』という感じですね。。

 

 

 

 

決算の中で、売上が予測値までに届かなかった理由として、

 

オミクロン株による旅行前の陽性テスト結果の増加に起因するキャンセルの増加

 

という事です。

 

 

 

結果、第1Qの占有率は54%となり、

 

2021年第4四半期に達成した58%を下回る結果となったものの、前の四半期に比べると20%の増加となりました。

 

 

 

2022年度の見込みと2023年以降の予測

 

 

決算では、今後の見通しも発表されており、ポジティブ要素としては、

 

ポイント

  • クルーズは順調に回復
  • 定員の3/4が客船として運航を再開
  • 残りの船隊も夏シーズンに向けて復帰する予定
  • 2022年度 第3Qには黒字の見込み

と発表されておりました。

 

 

まだ油断はできませんが、コロナウイルスの話も徐々に減ってきており、

 

クルーズ船の予約も順調に増えてきている事が分かります。

 

 

 

順調な予約状況から、このままいくと、

 

2023年にはコロナウイルス蔓延前の2019年度を超える見通しというのも発表されておりました。

 

 

 

 

燃料の高騰の懸念もありますが、

 

クルーズ船の顧客は、お金に余裕がある富裕層が多い為、燃料分の値上げをしても問題無いようです。

 

以上の決算発表をみてみると、ここからは下げたら買うだけ。

 

 

株を買った場合、向こう1年以上はホールドするという長期的な目線であれば、

 

株価上昇に伴ったキャピタルゲインの恩恵が受けられる可能性もごじあます!

 

 

 

 

全快には時間がかかる事が予想されるも底は見えてきた状況

 

今の状態が続けば、2023年には明るい未来が待っている感じがします。

 

カーニバルクルーズの今後

今までは、行きたくても行けなかった旅行需要の再開、キャパシティ(上限数)の撤回、各国政府からのクルーズ船の禁止解除など、クルーズ業界にとっては、良い情報しか流れてこないとポジティブに考えております。

 

次回の決算も赤字は続きそうですが、

その次である第3四半期決算でしっかりと黒字の決算が出せれば、株価は急上昇する可能性が高いと思います。

 

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