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業界最大手のカーニバルクルーズ(CCL)!コロナ後の反発により見通し良好!2021年第3Q決算

 

皆さんこんにちは!

先日、広瀬隆夫さんこと『じっちゃま』のYOUTUBEを視聴し、ポチポチ病から衝動買いをしてしまったカーニバルクルーズ(CCL)

業界では最大手といわれ、アメリカ国内では知られております。

コロナで打撃を受け、一時85%下落した株価ですが、かなり良い見通しが決算で発表されました。

アメリカではクルーズ船に乗って旅行する事が金持ちのステータスのようです!

カーニバル・クルーズはあまり馴染みがないと思いますが、2年前にほとんどの皆さんが聞いた事があるクルーズ船と関係しております。

そう!2020年6月に集団感染が発生し、横浜港に停滞していたダイヤモンド・プリンセス号

そのダイヤモンド・プリンセス号の運航会社が『カーニバル・ジャパン』、いわゆるカーナバル・クルーズ(CCL)の日本支社となります。

一時は倒産まで言われていたカーニバル・クルーズですが、今回見事な復活を遂げております!

 

2021年第3Q決算

 

では、具体的な決算数字はどうだったのか?見てみたいとおもいます。

カーニバル(CCL)決算数値

売上:644M$(予想720M$)

EPS:-1.54$(予想-1.48$)

 

上記の結果となり、売上・EPSともに予想を下回る結果となりました。

予想を下回った理由としては、デルタ株の影響が大きいと言われております。

しかし、キャッシュフローは黒字化に成功しております!

今後もキャッシュフローの黒字化は期待できると発表されており。見通しが良くなっております!

キャッシュフローが黒字化になるという事は船を動かすうえでも修理や点検も可能となる為、

出航準備は完璧という事でしょうか。

その影響も受けてか、決算発表後は株価が大きく上がりました。


▲9/24時点の株価

 

クルーズ船が重要なのは目先の決算数字ではない

 

他の企業と違い、クルーズ業界で重要なのは目先の売上・EPSではありません。

理由として、クルーズ株は今後の予約状況や今後の船の稼働数が企業の業績見通しを支えます。

現在もカーニバルのHPを確認すると既に2022年の来年の予約が主流となっております。

▲カーニバルの傘下であるプリンセス・クルーズのHPより

 

その為、クルーズ業界で注目するべきポイントは『予約数』『今後の稼働見込み』『顧客の前払い金』などが重要視されます。

今回の決算で発表された顧客の前払い金は31億$で、今までの高水準であった2018年の3倍に迫る勢いです。

コロナウイルスが収まれば、更に予約も増えると予想されますので、好調と言わざるを得ません。

 

クルーズ業界は総合的には買いか!?

 

では、クルーズ業界は総合的に買いかというと、個人的には【買い】だと思います。

理由としては、決算で発表された今後の見通しは、すこぶる良かったからです。

先程も申し上げた通り、2022年の事前予約件数は、コロナ前の2019年を上回っている状況です。

現状は2023年もさることながら、2024年までの先行予約の受付が始まっております。

カーニバル・クルーズ(CCL)だけではなく、他のクルーズ業界も大きく株価を上がる事が予想されます。

じっちゃまも言っておりますが、長期的にみてクルーズ株は買いと考えております。

▼参考 じっちゃまのYOUTUBEより

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