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VISA 第4四半期決算クリアも株価は下落!ダウ平均にも影響か⁉

皆さんこんにちは!

私の持ち株の1つでもある【VISA】

10月27日に第4四半期決算が報告されました。

結果、第3四半期に続き第4四半期決算もクリアとなりましたが、

決算発表後、約7%も株価が下落し大幅安となりました。

ダウ工業30種にも組み入れられているVISAは、

大幅安の影響で、ダウ平均の押し下げにも繋がりました。

今後の業績の見込みや米司法省の調査のニュースが嫌気され、

連日、株価が下がっております!

私もVISAの株を保有しておりますので、

含み損を抱えてしまっております。

 

VISA 第4四半期決算はクリア

10月27日に発表された第4四半期決算は、

売上・EPSともにアナリストの予想を超える結果でした。

売上・・・66億$(前年同期比29%増) 市場予想:65.2億$

EPS・・・1.62$ 市場予想:1.54$

となりました。

前回の決算記事にも記載しましたが、

コロナ渦により止まっていた経済が

復活してきている事が分かります!

決済総額や決済処理件数も大幅に上がっており、

徐々にコロナ前の雰囲気に戻りつつあります!

 

決算クリアも株価暴落の理由

第3四半期の決算はアナリスト予想をクリアした結果となりましたが、

決算発表後に大きな株価下落がありました。

色々と調べてみると、3点ありました。

1.国境超え旅行の回復の鈍さ

2.米司法省がVISAを調査

3.BNPL関連企業の台頭

 

それぞれ、要因を見ていきたいと思います。

 

1.国境越え旅行の回復の鈍さ

決算後のアナリスト会議で発表された内容では、

国境を越える旅行が2023年夏まで新型コロナウイルス禍前の水準に達しない公算が指摘され、

今後の見通しが良くない事から投資家からの売りが入った事が予想されます

 

2.米司法省がVISAを調査

決算発表のタイミングで流れたニュースでは、

米司法省が、VISAに対して独占禁止法違反の調査している、

というニュースが流れてきました。

Square・PayPalなどの大手金融テクノロジー企業に対し、

違法な金銭的インセンティブを払ったのではないかという事です。

 

3.BNPLの台頭

新たな決済手法としてユーザーにも取り入れられつつある

BNPL「Buy Now, Pay Later」

クレジットカードとは違い与信情報や手数料が不要で、

世界各国で急速に市場が伸びております。

エンドユーザーは金利や手数料が取られない為、

クレジットカードを利用する機会が減り、

VISAとしても加盟店からの手数料が取れず、

収益に影響がある事が予想されます!

 

色々と株価が暴落される理由はあるものの、

今まで決算をミスしてないVISAは、

勝ち組で優等生と言われてる銘柄ですので、

長期的な目線でホールドしたいと考えております。

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