いよいよ2021年も残り1カ月となり、様々なニュースで来年2022年の米国株見通しについての情報が沢山発信されてます。
私も、2022年の米国株見通しのNEWSに喰らいつく毎日ですが、12月5日に、じっちゃまこと広瀬隆夫さんのライブ配信で「2022年の米国株見通しの考え」を発言されてました。
しかし『2022年の米国株はVTIは難しいのではないか!?』という衝撃的な内容でしたので、まとめたいと思います。
VTIだけの投資では厳しいのか....。
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今後の米国株見通しは、『買い推奨』
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2022年はVTIの1本投資では難しい
12月5日に配信されたLIVEで、じっちゃまが発言されていたことは、
『2022年はVTIだけが勝つわけではない。その考え方には危惧を抱いている』
という事でした!!
これまでのじっちゃまの発言を確認すると、
じっちゃま発言
- VTI買え!!
- VTIをポートフォリオの大部分にしろ
という発言しかなかったので、何で??という疑念を抱きました。
しかし、理由と見解を聞いてみると、じっちゃまの発言に納得しました。
どんな理由か早くおしえてくれ!
VTIの上位銘柄はテクノロジー関連株が占める
VTIはアメリカ全体に投資できるETFだよね!?
改めて、VTIを簡単にまとめると、VTIとは「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」の略で、
米国のバンガード社が提供しているETF(上場投資信託)です!
VTIには、米国株式市場のほぼ全体の規模をカバーしており、
1つの銘柄で、約4,000銘柄の米国市場の銘柄に分散投資できる安全性が高い投資商品として知られております。
まるで夢のような銘柄となりますが、今回の問題はVTIが構成している保有銘柄にあるようです。
2021年9月末時点の上位保有銘柄を確認していくと、
銘柄 | ティッカー | 比率(%) |
アップル | AAPL | 5.14 |
マイクロソフト | MSFT | 4.77 |
グーグル | GOOG | 3.46 |
アマゾンドットコム | AMZN | 3.17 |
フェイスブック(メタ) | META | 1.90 |
テスラ | TSLA | 1.18 |
バークシャー・ハサウェイ | BRK | 1.07 |
JPモルガン | JPM | 1.02 |
この、上位銘柄のうち、バークシャー・ハサウェイとJPモルガン以外は、テクノロジー関連銘柄となり、
テクノロジー株だけで全体の約20%を占めている事が要因という事でした。
要するに、
VTIに投資をしていても、結果的にGAFAMなどのテクノロジーの株価に大きく左右されてしまう!
という事が、2022年に伸び悩むという見解でした。
2022年のGAFAMは伸び悩みが懸念される
様々なニュースが流れているので周知の事実かと思いますが、
今後、GAFAMの業績には懸念が残ってます。
GAFAMへの懸念
- コロナの終焉に伴い、テクノロジー関連銘柄の相場が低調になる
- アップル(APPL)はiPhoneの生産減
- アマゾン(AMZN)は決算低調が予想
- メタ(META)やマイクロソフト(MSFT)も大きく業績を下げる
が予想されてます。
上記の予想から
上位銘柄の20%をGAFAMが占めるVTIは弱気になるのではないか!?
という見解でした。
ふむふむ。なるほどね!
VTIの見通しは悪いが、しっかりと保有する事が大事
よし!さっそくVTI売るぞ!!
2022年の見通しは悪いと言われたVTIですが、すべて売却する必要はないようです。
来たるべき2023年に向けて、ポートフォリオの50%を維持する
というのがじっちゃまの見解でした。
2023年以降は、アメリカの経済も回復していくと予想されます。
なので、VTIを全て売らずにしっかりと保有しておいて下さい!!
残りの50%はというと、個別銘柄に投資を行う事をオススメされてます。
オススメの業界・セクター
- エネルギーセクター
- 観光セクター
です。
2021年絶好調だったハイパーグロース銘柄は、
2022年の利上げなどを考えると、少し厳しい投資になりそうですね。。。
私は継続的に、VTI・VTを中心とした積み立て投資を行っていきます。
来年末には、どのような相場になっているのか、未来には誰も分かりませんが、
一つの意見として参考にしたいと思います。