マーケット動向 決算情報

いよいよ始まる米国決算シーズン!決算はEPSとガイダンスに注目か!?

 

CPIが40年ぶりの高水準をキープしてます。

 

高止まりですね。

 

CPI9.1%!?7月も0.75%の利上げ確定か!

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今月開催されるFOMC会議では、どのような話が行われ、どの程度の金利上昇が見込まれるのでしょうか。

 

 

金利上昇率は0.75%?1.00%??

 

 

2022年の上半期を振り返ると、今年の3月から利上げが確定し、ロシアウクライナ戦争が原油(燃料)高騰を招き物価の上昇が止まらなくなりました。

 

結果的に企業は銀行からお金を借りにくくなり、物価上昇による買い控えも発生し、利益の圧迫が進むなか、

 

徐々に決算・ガイダンスにミスが目立つようになってきました!!

 

来週(明日)からは本格的に米国決算が始まります

 

第二四半期(4月〜6月)の業績決算となりますが、物価上昇と金利上昇・インフレの影響をもろに受付始めた四半期となります。

 

為替の影響もあり、すでにMicrosoftは最大532億㌦の利益減少を見込んでおります。

 

 

GAFAMの決算もどのような結果になるか分かりませんが、場合によっては大暴落の結果になる可能性もありますので、個別株を保有している方は特に注意が必要ですね!

 

それ以外のソフトウエア企業にとっても為替の影響は大きな影響・被害を被る可能性がありそうですね!!

 

えげつない決算でるかな!?

 

 

さっそく決算ミスをしたJPモルガンとモルガンスタンレー!

 

毎四半期で、先頭をきって決算発表する

  • JPモルガン
  • モルガンスタンレー

 

7月13日に、2つの銀行の第2四半期の決算発表がありました。

 

結果はアナリストが予想した以上の落ち込み、モルガンスタンレーは投資銀行部門の業績が振るわず、

JPモルガンは自社株買いを一時中断するという事が決算で発表されました。

 

決算で発表された数字を確認していくと、

 

JPモルガン 第2四半期決算

  • 売上:307.2億㌦(予想:318.2億㌦)
  • 1株利益(EPS):2.76㌦(予想:2.94㌦)

モルガンスタンレー 第2四半期決算

  • 売上:131憶㌦(予想:133憶㌦)
  • EPS:1.39㌦(予想:1.57㌦)

 

JPモルガンは貸倒引当金を4億2800万ドル(約595億円)積み増しした結果です。

 

 

貸倒引当金を分かりやすくお伝えすると、

 

貸倒引当金

貸倒損失によるリスクに備え、損失になるかもしれない金額を予想して、あらかじめ計上した引当金のこと

 

いわゆる、取引先の倒産などの理由で、債権(売掛金や受取手形など)を回収できなくなる金額の事です。

 

米国最大の銀行であるJPモルガンも、急激な利上げに伴う景気減速シナリオを考慮に入れている事がわかります。

 

7月15日に発表された米金融大手ウェルズ・ファーゴも、前期比と比べ利益が半減した結果となりました。

 

来週は、ネットフリックス(NFLX)・テスラ(TSLA)などの決算発表が控えております。

 

今回の決算は、様々な外部要因のせいで、インフレ・原油高騰・人件費高騰・リセッションの危機という皓もあり、

 

企業が、どの程度の利益を出しているのか、また、ガイダンスはどのような数字を出してくるのか注視する必要性がありそうですね。

 

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