YOUTUBEなどで毎日欠かさずに情報収集を行っているなかで、
- テーパリング
- 長期金利
などが叫ばれているなか、もう一つ注意すべきポイントがありました。
レイバー・デーです!
「じっちゃま」こと広瀬隆雄さんの最近のYOUTUBEでもよく耳にする機会が増えたのですが、一体、レイバー・デーって何なのか?相場にどのような影響を与えそうなのか??
確認していきたいと思います!
まず、「レイバー・デーって何?」ってところから紐といていこうとおもいます!
レイバー・デー(Labor Day / 労働者の日)とは?
レイバー・デーとは、アメリカで働いている全ての人の功績を称える日として毎年9月の第1月曜日に祝われる祝日です。
レイバー・デーが祝日として制定されたのは1894年。
19世紀後半当時の劣悪な労働環境の中で働いていた人たちが、自分の労働条件の改善を訴えるべく始めた労働運動がきっかけとなっているようです。
主な過ごし方としては、家族や友達と集まりキャンプ・バーベキュー・ピクニックなど、夏の最後の思い出を作る3連休としてよく使われるようで、各地でイベントやパレードも実施されるようです。
では、米国市場はなぜレイバー・デーに注意する必要があるのか?と申し上げますと、
レイバー・デーが明けることでアメリカでは新学期となり、新たな気持ちで仕事への取組みがスタートするタイミング
であるからです!
日本で例えると、3月から4月の新たな期に代わるタイミングと同じなので企業や機関投資家はというと、心機一転、投資の方針が変わる可能性があるからです!
株式相場の格言で【Sell in May】という言葉が有名なのは、周知の通りだとおもいますが、これには続きがあるのはご存じでしょうか?
相場格言
Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.
日本語訳:5月に売って、9月第2土曜日まで戻って来るな
いつも、「Sell in May」の部分ばかりが注目され知らない方も多いかと思いますが、10月に相場が大暴落した過去からこのような格言があるのを覚えておいてください。
では、レイバー・デーが明けたあとにどのように対処するのがいいのか?
答えは〖静観し変化しているセクターを可視化する〗ことが重要だと思います。
おそらく、買われるセクター・売られるセクターが出てくると思いますので、じっくりと観察することが必要です!
そんな時に便利なツールが〖FINVIZ(フィンビズ)〗となります。
株価市場、市況を視覚的に表すために発明されたヒートマップとなり、セクター別にヒートマップが分かれています。
※以前も〖FINVIZは紹介させて頂いております。 皆さんこんにちは! 最近の米国株は、グロース株からバリュー株に資金が移動しているかんじがしますね。 わたしが保有している米国株も日によって上がったり下がったりとハラハラしてます。。 現在、わたしの米国 ... 続きを見る
FINVIZ紹介記事
そのため、NYダウが下がっていても、ある特定のセクターだけ上がっていることなどが確認できる便利なツールとなります!
このようなツールを活用しながら、ボラティリティが激しいタイミングで市場に参加するのではなく、
一度、落ち着いたタイミングで入っていくのが賢明だと個人的には考えております。是非、なにかの参考になればと思います。