皆さんこんにちは!
先日、9月21日・22日に開催されたFOMC。
パウエル議長のテーパリングや利上げの発言に注目が集まっておりましたが、
FOMCメンバーによる米国の経済見通しも発表されていた事はご存じでしょうか?
米国経済は2022年以降、経済が減速すると予想されてます。
実際に発表された見通しは下記をご確認ください。
2021年はコロナショックの反動により大きくGDPは成長しますが、
2022年以降はGDPの成長率は減速していく見込みです。
ただ、インフルエンサーによって言い方は様々で『景気後退』という人もいれば、
『景気減速』という方もいらっしゃいます。
それぞれ、同じニュアンスではあるものの、全く意味が違います。
・景気後退
⇒すでに拡大が完全に止まっていて、減少期に突入している状態
・景気減速
⇒景気拡大期にのみ見られる現象。景気拡大は続いているものの、そのペースが鈍る状態
今の米国経済が、どちらが正しい表現なのかは誰も決められませんが、
景気が後退したタイミングではどのような銘柄を持っていた方が良いのか?
私の方で調べてみました。
まず、大前提のお話をさせて頂くと、
景気後退の局面では株式の値段(株価)は、ほぼ全てにおいて下がると思います。
景気が後退して経済が悪化すれば、会社の経営も悪くなるので当然ですね。
なので、景気後退をするタイミングでも、極力被害を受けないと思われる銘柄だと思ってます。
具体的な企業名というより、業種・業界の話をすると、
⓵生活必需品
➁ヘルスケア
⓷通信株
があげられます。
具体的な銘柄をあげていくと、
⓵生活必需品
コカ・コーラ(KO)・P&G(PG)・ペプシコ(PEP)
➁ヘルスケア
ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)・ファイザー(PFE)・メルク(MRK)
⓷通信
AT&T(T)・ベライゾン(VZ)
これらの銘柄は、生活を行ううえで、間違いなく必要な商品・サービスであり、
景気が良い時も悪い時も大きく変わらないという観点から、
大きな株価の暴落が起こりにくいと言えるからです。
更に配当も高いという事で、キャピタルゲイン(株価の値動きによって得られる利益)は狙えなくても、
インカムゲイン(配当金など)が高く、定期的に収入が得られる事もできます!
景気の局面によって強い銘柄がまとまった図もありますので、下記の図を参照して頂ければと思います。
もちろん、個別銘柄ではなくインデックス指数の買い増しもOKだとおもいます。
どこの国でも景気は循環しておりますので、
悪い時に買った株式も景気が良くなったタイミングで含み益になると考えております。
いわゆるドルコスト平均法ってやつですね