皆さんこんにちは!
先日、株の売却を決意した米アップルの裁判。
Appstoreからの大きな収益が失われる可能性があるとして
株価の下落にも繋がったEpic Gamesとの裁判に動きがあったようです。
裁判の詳細は以前のブログをチェックして下さい
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Apple税見直し命令について
皆さんこんにちは! 不思議なことに、人には波があって悪いことって続くものですね! 私も今の仕事で大きなビジネス機会を一時的に失う可能性があり、アップル同様大きなダメージを喰らう可能性が出てきました! ...
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米アップルが運営する「App Store」を巡り、
反トラスト法(独占禁止法)違反としてEpic Gamesがアップルを訴えた裁判となります。
一審の裁判結果は双方負傷の痛み分けという形となりました。
▽裁判結果▽
⓵Epic Games主張の「独占」は認めらられず
「App Storeによる市場独占」の認定を裁判所に求めていたが、裁判所はこれを認めなかった。
➁アップルに課金規約見直し命令
「Appstore外の決済システムに誘導すること」をアップルが禁止している行為は違反とし、
90日以内に米国全土で撤廃する事
です。
独占禁止法が認められなかった理由としては、
「アップルは高い利益率の恩恵を受けているものの、
これらの要素だけで反トラスト法違反を証明することはできない。」
という裁判結果でした。
更にEpic Gamesに対しては、
Appleとの契約に違反したとして違反期間中の収益の30%(アップル税率)にあたる
350万ドル(約3億8500万円)の支払いが命じられました
Epic Gamesとしては、ダブルパンチでしょうか...。
Epic Gamesは裁判結果が不服として早速控訴をしております。
Epic Gamesの控訴に続き、
アップルも控訴手続きを準備中というニュースが流れました。
アップルとしても、今回の判決を不服として、
裁判で命じられた課金ルールの見直しについて、
今後、裁判の結果が出るまで停止することも求めているようです。
要するに、裁判の結果が最終的に下るまでは今まで通りの課金システムで進めるという事となります。
この裁判結果は5年ほどかかるのではないか?と言われておりますので、
今まで通り、アップルには安定的な収益がもたらされます。
アップルさすがですね...重要な収入源は当分逃さずにすみそうです。
これに伴い、ビジネスの多角化として重要な役割を担っている
Appstoreの収益はカバーされたと考えております。
今回のニュースを踏まえ、時期と決算を確認し、
改めて株式の買いを検討しようと思ってます。
まずは、10月27日に予定されている
第4四半期の決算を確認してから検討となりそうです!