8月初旬に発表されたアップルの決算から米国市場の調子がよくありませんね。
世界最大の時価総額を誇る企業は市場全体を動かす影響があります。
そして注目の決算が迫ってきました。
時価総額1兆ドルを超えたエヌビディアの決算!
今後の株価全体の方向性を占う重要な決算であり、市場全体が注目してます。
ここまで注目されると少しのミスも許されないでしょう。決算内容も細かくチェックされそうです。
前回の決算では予想を大幅に超える決算を発表しました。同時に発表されたQ2予想も驚異的な数字でした。
今回の決算は、この驚異的な数字を超えてくるのか?それとも一段落して下落局面に向かうのか?
今回の決算をビートすれば、エヌビディアは本物の「AIの勝者」を勝ち取れそうな気がします。
前回の驚異的な決算発表
エヌビディアがAIブームの勝者になる!
3ヵ月前市場全体で飛び交ったニュースでした。
3ヵ月前に発表されたQ1(2-4月)の決算は売上・EPSともに大きく上回る結果となりました。
Q1(2-4月)決算
- 売上:71.9億㌦(予想:65.2億㌦)
- EPS:1.09㌦(予想:0.92㌦)
どちらも市場予想を上回ってます。
市場を驚かせたのはQ2(5-7月)決算の会社予想でした。
Q2(5-7月)決算見通し
- 売上:110億㌦(予想:71.8億㌦)
- 粗利率見通し:69.5~70.5%(予想66.9%)
今までも「エヌビディアは間違いない銘柄」と言われていたもののの期待感を含めた感じが否めなかったイメージです。いよいよ実績が本格化し、今後のビッグテック企業の仲間入りをするのかもしれません。
個人的な意見としては、ここまで強気の姿勢を貫くのは自信の現れなのかもしれませんね。
なんとなく明日発表される決算もビートする気がしてます。
引き上げが相次ぐ目標株価
決算発表前に異例な事も起きてます。
それは目標株価の引き上げです。
本来、目標株価の引き上げを行うのは決算発表後(決算内容を確認してから)が多いのですが今回は決算発表前の引き上げです。
投資家もどれだけエヌビディアのビジネスを信頼してるかが分かります。
アナリストの目標株価は800㌦
現在の株価が469ドルなので今から約2倍程度の上昇が見込まれます。
現在期待されてる以上の売上・利益が株価に織り込まれていない状況という事ですね....。
年初来の上昇率は228.0%!
2023年が終わるタイミングでどこまで上昇してるのか期待しかありません!
まずは、明日の引け後に発表される決算に注目したい所です!