マーケット動向

2022年は「金融相場」から「業績相場」へ!決算発表では利益が増加している企業に注目!

 

今、様々なインフルエンサーがバリュー株をオススメしています。

 

おススメしているバリュー株は

  • エクソンモービル(XOM)
  • コカ・コーラ(KO)
  • P&G(PG)
  • ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

が挙げられてます。

 

2021年12月のFOMC議事録では、テーパリング(金融緩和縮小)の加速と利上げについて具体的な発表があり、今後の米国市場は業績相場へシフトする事が考えられています。

 

注意ポイント

  1. 「金融相場」から「業績相場」へ変換していくと言われてますが、『業績相場』の時は、どこに注目すれば良いのか?
  2. どのような点に注意すれば良いのか?投稿できればとおもいます。

 

目次

 

 

金融相場?業績相場??

 

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金融緩和やカネ余りを背景に上昇する〖金融相場〗

 

まず、金融相場とは何なのか?

 

「金融相場」とは?

FRB(アメリカの中央銀行)が行う金融緩和政策により、世の中に出回るお金の量がジャブジャブに増え、米国市場にも潤沢に資金が流入している状態のことを〖金融相場〗といいます。

 

金融相場は、FRBが金利を下げ銀行からの融資や資金調達をしやすい環境になります。

 

金利が下がれば、企業は無駄な利息を払わなくてもいいですからね!!

 

特に、コロナショックやリーマンショックなど、世界経済にとっての危機が考えられる時、企業は無駄な出費を抑えます。そして、無駄な出費(機械設備や投資など)を抑えてしまうと経済が回らず、不景気のサイクルに入ってしまう事を避ける為に、FRBが主導して金融緩和対策などを行います!

 

企業は無駄なお金を払う必要が無いので、利益を出していない企業でも今後成長が見込めるという期待感だけで株価が上昇しやすい状況が発生する特徴があります。

 

〖金融相場〗ではグロース株が圧倒的に有利という事です!

 

なぜなら、金利が低い分資金が集めやすいという事がありますので、企業が打ち出すビジョンに共感してもらえれば、株式の買い手も増え株価も上がるというサイクルです!

 

俗にいうグロース株とは、NIO・DLO・UPST・MQ・ROKUなど、IPOして時間が経ってない銘柄のことを指し、2020年から2021年には大きな注目を浴びていましたが、最近、株価を下げ続けている銘柄が挙げられます。

 

 

今後も下がり続けるのか?

 

収益が見込める企業へ資金が流れる〖業績相場〗

 

業績相場とは何のか?

 

「業績相場」とは?

「業績相場」とは「金融相場」と逆で、業業績が好調な状態に転じ、株価が上昇する相場のことを指します。

 

業績相場では金融相場に比べ、利上げやテーパリングにより金融引き締めの影響で投資資金の調達コストが上がります。そのため、個々の企業が持つ本来の成長力や業績の向上による株価の上昇力に賭けることになり、市場としては、高い利益率を求め、個々の銘柄の技術力・収益力に注目され、決算発表では直近の収益の他、今後の継続的な収益に注目が集まります。

 

要するに、金融相場では足元の収益ではなく成長性への期待でグロース銘柄が買われてましたが、業績相場では、確実に利益増加が見込める企業へ資金シフトが起こり株式が買われていきます。

 

金利が上がる事で成長への期待で買われていた企業の株価は調整されることが考えられます。

 

全てはFRBの金融政策の変更により相場が展開していきます。例を挙げた、グロース株(NIO・MQ・ROKU)とバリュー株(KO・XOM)の直近1年の株価推移を比較してみると一目瞭然です!

株価が下を向いているのはグロース株で上を向いているのがバリュー株となります!

 

 

面白いほどに、資金流入のシフトが出来ておりますね!

 

 

金融相場から業績相場へ移行するとどうなるのか?

 

インデックスファンドの運用であれば、どの指数に連動したファンドなのか、どのような銘柄が採用されているのか、を注目して購入していくのが良いとおもいます。

 

今の業績相場であれば、シンプルで安定的な業績が見込めるバリュー株を中心に採用を組み込んでいる指数やテーマ型ファンドに投資をするのがオススメです!

 

しかし、覚えておいて頂きたいのが〖相場は循環する〗ということです。今はコロナウイルス蔓延による経済停滞を回避する為の金融相場が終わり、業績相場へシフトする転換期に差し掛かっていると思います。

 

数年後なのか数十年後かはわかりませんが、〖業績相場〗から〖金融相場〗へシフトする事は間違いありません。

 

全ては、中央銀行の金融政策により対応が変わってきますが、保有する銘柄が、短期・中期・長期で保有しているのか、しっかりと見極めをして頂いたうえで購入を検討して頂ければとおもいます!

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