マーケット動向

投資家の警戒感MAX!FOMCのテーパリング発表と影響を考えてみる

皆さんこんにちは!

中国恒大集団のニュースがひと際目立つようになりましたね!

「中国版リーマンショック」「中国初の不動産バブル」とも言われております。

私も先日ブログに記載させていただきましたが、一部間違ってる部分がありました。

デフォルトする日時を20日と記載しておりますが、正確には23日か29日のようです。

中国恒大集団に関して

皆さんこんにちは! 不動産業界で中国国内売上第2位の不動産開発大手企業の恒大集団。 中国国内を中心に不動産開発を手掛けているモンスター企業。 日本でいうと三井不動産と同じような企業となります。 恒大集 ...

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9月23日・29日に利回りの支払いが出来ないと本格的な倒産危機への追い込みがあるようです。

色々なニュースで確認をして頂ければとおもいます。

 

テーパリング発表は11月か!?

さて、先週から米国株式は軒並み下落しております。

昨日も米国市場が全面安となり、NYダウも一時600ドルまで下がっておりました。

 

様々なインフルエンサーが発信しておりますが下落理由は2つと考えられます。

⓵恒大集団のデフォルトリスク

➁テーパリングの開始時期

です。

2つとも不透明な部分が多く、投資家は不透明感を嫌うようですね。

しかし、恒大集団のデフォルトもテーパリング発表も今週~来週にかけて一気に解決しそうです。

恒大集団は冒頭で申し上げた通り9月中に何かしらの結論が出る可能性が高いです。

皆さん注目のテーパリングの発表は、9月23日 午前3時(日本時間)にFOMC パウエル議長から発表される見通しです。

正確には『テーパリングに関する内容が何かしら発表されると予想している』が正しい言い方でしょうか。

おそらく、テーパリング開始の正式な発表は11月初旬の見方が大半です。

しかし、急に発表して相場が混乱しないよう9月23日に何かしらの言及があると言われております。

 

テーパリング発表後の株式市場と仮想通貨市場

個人的な考えでは、株式市場も仮想通貨市場も一時的に下落し続けると思われます。

理由としては、テーパリングは、中央銀行の国債などの買い入れが少なくなり、需給が緩み長期金利は上昇(価格は下落)する事が一般的です。

そのため、企業の借り入れコストにあたる長期金利は上昇するので、企業価値を反映する株価は安くなるというのがセオリーだからです。

なので、企業価値と株価が下がる前に投資家は利益確定する事を目的に株式を売買するため、更に株価は下落するというシナリオとなります。

最近は、株式市場に相乗する形で仮想通貨も値が動いておりますので、間違いなく仮想通貨も一時的には下がると考えられます!

しかし、株式市場や仮想通貨市場の影響は一時的と考えられます。

 

株価が下がったら押し目買いのチャンス

では、株価が下がったからといって株式市場から退出してしまっていいのか?というとそうではありません。

テーパリングの言及がされ、不透明な状態が払拭できれば、世界恐慌などが無い限りマーケットは徐々に回復することが予想されます。

それは歴史が証明しているからです。

 


暴落の歴史

 

米株式市場の回復

・1929年の世界恐慌⇒15年で回復

・1972年のオイルショック⇒4年で回復

・1987年のブラックマンデー⇒2年で回復

・2000年のITバブル⇒6年で回復

・2019年のコロナショック⇒1年で回復

 

今回は、一時的な調整局面と予想されますのですぐに株価は回復すると予想されます。

仮に自分の資産がマイナスになっていようと、投資は止めず根気強く市場に居続けようとおもいます!

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