8月の米国CPI(消費者物価指数)が発表されました!
結果は予想通り….ちょっと予想を超える結果でしたね。
前年比では3.7%と市場予測の3.6%を若干上回る結果でしたが、前月比は0.6%と前月0.2%上昇から大きく伸びが加速した結果となりました。
まちまちという結果もあり、株価は微妙な感じでしたね。
インデックス3指数はほぼ変化なしという状況でしたね!
品目別物価上昇率
- エネルギー:-3.6%
- 食料品:+4.3%
- 外食:+6.5%
- 財:+0.2%
- サービス:+5.9%
- 住居費:+7.3%
住居費は引き続き高い水準ですね!
まだまだ高い物価は続いてますが徐々に上昇率も落ち着てきてる感じがします。
今回はガソリン価格の上昇が目立ちました。
米国経済が好調を維持しており需要が増加しており受給逼迫しているようですね。
2023年中はエネルギーの上昇は続くものとみられてます。
9月のFOMCの利上げは見送りか!?
CPI発表を受けてバイデン大統領が声明を発表したようです。
内容をまとめます。
- インフレは低下傾向
- 実質賃金は高くなってる
- ソフトランディングに向かってる
という声明を発表しました。
来年の2024年は大統領選挙にもなりますのでバイデンさんも再選に向かって必死ですね。
今回のCPIではコア指数の伸び鈍化もありました。
その為、市場関係者のほとんどが9月の金利は据え置きされると予想してます。
金利の据え置きを支持するFRBの方もいらっしゃいますので、9月は「金利据え置き」が濃厚ですね。
ただし、依然としてFRBの物価安定目標(2%上昇)からは大きく乖離している状況が続いているのは事実ですので、金利は据え置きされるものの、
- 年内の利上げと利下げ時期
- 経済の持続性
この2点の今後の見通しは注目したい所ですね。