5月のFOMCで発表される利上げが、0.5%に拡大しそうです。
昨日、パウエル議長が出演したIMFパネル・ディスカッションで、
「5月のFOMC会合で0.5%の利上げは議論の俎上に上がっている」という意見が述べられました。
今までは、ハト派の意見も述べていたパウエル議長も、今ではタカ派の意見が多いですね....
利上げが加速する事で、ネット株やグロース株は苦しい展開が待っていそうです。
ただ、その中で発表されたアメリカン航空の決算は予想を超えガイダンスも良好!
やはり航空業界アツいです!!
昨日、軒並み下がっている株価の中で「アメリカン航空」は+3.8%となりました。
デルタ航空・ユナイテッド航空に続き決算発表されたアメリカン航空の決算。
実際に発表された決算内容、次四半期のコンセンサス予想など振返っていきたいと思います
▽デルタ航空の決算発表はコチラから
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デルタ航空 2022第1四半期決算は力強い数字に!!
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発表された第1四半期の決算は他航空会社と同じ赤字となりました。
しかし、春から夏にかけての旅行需要はピークをむかえており、
力強い数字を叩き出しております。
◆2022年1~3月 決算◆
・売上:89.0憶$(予想:88.2憶$)
・EPS:-2.32$(予想:-2.42$)
売上・EPSともに予想をクリアしてきました。
赤字額は約16億$となってしまいましたが、
今回の決算は売上高だけをみると、コロナウイルス前の84%まで回復してきたということ。
旅行需要もそうですが、単価が高い企業の出張や国債便が回復し、
右肩上がりに回復しているとの事です。
では、決算と一緒に発表されたコンセンサス予想はどうだったのでしょうか!?
◆4-6月・第2四半期◆
・売上:2019年 第2四半期比6~8%増
・輸送能力:2019年第2四半期の92~94%程度
第2四半期については、売上高がコロナ渦前の水準を上回り黒字に転換するとの事です。
具体的には、19年同期比で6-8%の増収を見込んでいるようですが、直近の航空業界は期待しかなさそうです!