【米国株決算】２０２２年１～３月期の振り返り、今週注目した銘柄の行方は！？

決算発表で明暗が分かれてますね。

金利上昇・インフレ抑制・景気後退などが話に挙がるなか、

決算の内容により大きく株価が動きますね。

今週頭に注目の銘柄をご紹介させて頂きました。

銘柄毎に、明暗がくっきりと分かれておりますので確認したいと思います。

決算内容が良かった銘柄

◇決算内容が良かった企業銘柄◇

ＳＮＳ・ＷＥＢサイト。テレビでも放映されてますので、

皆さんご存じかと思いますが、改めてまとめておきます。

Ｐ＆Ｇの決算は凄くよかったとおもいます。

通期売上の見通しも上乗せされました。

理由は商品の値上げ、高単価の商品にシフトしたもの。と言われております。

更に、通期売上見通しも４～５％増（６月期）のアナウンスもされており、投資家からの買いが入りました。

ＴＥＳＬＡは、過去最高益の決算です。

中国上海のロックダウンが業績に影響するのでは？と個人的に考えていたのですが、

車体の値上げにより、中国のロックダウン分をカバー出来たようですね。

更には、新しいサイバートラックの生産を開始したようです。

トラックは、利益幅が大きいと言われておりますので、

足元の売上も今後の見通しも良いというイメージですね。

ユナイテッド航空は視界良好です。

２０２２年１２月期第１四半期（１－３月）の決算は赤字となりましたが、

先日、レポートさせて頂いたデルタ航空と同じく、第２四半期（４－６月）で黒字転換を見込んだことが好感されております。

決算内容が悪かった銘柄

決算内容が悪かった企業は1社のみ。

動画ストリーミングサービスの巨人『ＮＥＴＦＲＩＸ（ＮＦＬＸ）』です。

その他の企業の決算内容も悪かったのですが、

大きく業績の落ち込みがあったのが目立った形ですね。

ＮＥＴＦＲＩＸで最重要視されるのは会員数の推移です。

今回、ロシアいにょる制裁のため、ロシア国内でサービスを使えなくした事もありますが、

会員数はこの3ヶ月で初の減少となり20万人の会員が減少しております。

さらに驚いてしまうのが、次の四半期では200万人の減少を見込んでいるとの事です。

会員減になった理由としては、

1、アフターコロナによる家ナカ需要の減少

２，他社サービスとの競合激化

３，家庭内でのアカウント共有

などが挙げられるようですね。

決算から見える米国株今後の展望

ロシア・ウクライナ問題から浮彫りなる影響は避けられないようですね。

それに伴う、インフレ・景気後退・利上げなど、株式市場にとっては苦しい展開が続く事が想定されます。

じっちゃまもツイートされてましたが、ネット株は特に苦しいとおもいます。

ネット株の地獄が来るのはこれから。

— じっちゃま (@hirosetakao) April 20, 2022

今後の利上げは、特にネット株にはマイナスに働き、

株価はこれから加工の一途をたどる可能性がありそうですね。

ただ、今最も勢いがあるのは観光・レジャー系でしょう。

先日のデルタ航空の決算発表でもあったように、

次の四半期で黒字に転嫁する企業が多く出ております。

デルタ航空をはじめ、ユナイテッド航空・カーニバルクルーズにも光が見えてきております！！

これらの観光銘柄株は、コロナ前の株価の水準に戻ってない企業がほとんどです。

以前と同等の株価水準まではもどっていくと考えてます。

そのため、今から上昇が見込まれる観光株への投資は妙味があるのではないかと思います。