円安が止まらない! ドル高が止まらない!
先日まで1ドル=130円を突破して大きなニュースになっていましたが、ついに先週末1ドル=140円を突破しました。
今回、急に円安ドル高になった理由は、アメリカの金融引き締めへの懸念から、円安が進んだと考えられてます。
円安が続くことで、輸入する原材料も高騰し、今後も値上げラッシュが続きそうですね。。
今回は、円安が加速するなかついに大台の【1ドル=140円】を突破した為替に関して投稿していきたいと思います!
今回の記事のポイント
1ドル140円を突破した先週末。この円安は一体どこまで続くのか?円安ドル高の原因と、今回「1ドル=140円」を突破したのが、どれほどのインパクトなのか?を投稿したいと思います。
1ドル=140円の円安は28年ぶりの水準
今回の1ドル=140円は1998年以来、28年ぶりの出来事のようです。
1998年は1トル=147円までいった時がありました。
一時、今年の8月に円安が止まりかけた感じがしてましたが、あれよあれよという間に140円を突破してしまいましたね。
今回の円安に対して、政府の財務大臣も「注視していく」との一点張り。出来ることが無いんでしょうね...。
注意ポイント
今回の円安に危機感を持たず、政府も介入しない(できない)という事になれば、これからより円安は進み日本人はドンドン貧乏になることになりそうですね。
何故、ここまで円安が進むのか?
何故、ここまで円安は進むのか?
何を隠そうここまで円安が進むのは、日米の金利差が要因です。
先日のシンポジウムでも、パウエル議長と黒田総裁は対照的なコメントを発信しておりました。
パウエル議長 コメント
目標が完全に果たされるまで(インフレが収まるまで)、金融引き締めは継続させる
黒田総裁 コメント
今後も、持続的な金融緩和を行う事しか考えてない
このコメントから、米国はさらに金利を上げる事を示唆していおり、日本との金利差は広がるばかりです。
さらに、このコメントから懸念する点として、
日本銀行は円安に対して太刀打ちする術を無くしてしまった事を市場は気づき、安心して円を売り、逆に金利が高いドルを買う
といったサイクルになってしまったと思います。
まぁ、アメリカはインフレを抑えるために必死ですので、日本が円安になったところで自国の経済を優先するでしょう!!
要するに、日本は「誰も助けてくれない」という状況に置かれております。
さらに、円安が進むと厳しくなってくるのが『原材料の値上げ』です。
このまま円安・ドル高が続くと、様々な所に影響か出てきます!エネルギー・小売・流通などの業界は、これからの原材料の値上げが危惧されそうです。
我々が購入する一般消費財の値上げもまだまだ沢山起きるでしょう!
今後、円安はどごまで進むのか?
では、為す術がないまま、このまま円安は続くのでしょうか?
円安は続くと思います!
9月のFOMCでは利上げが75bpになる可能性が大幅にアップしました。それに伴い、日米の金利差はまだまだ広がると思います!
利上げは株価にも円安にも悪影響です。
来年から利下げが始まれば、円安は収まってくると思いますが、今のパウエル議長率いるFRBの姿勢を確認すると、来年も利上げは続く見通しです。
このままいけば、1ドル=150円も視野に入る可能性がありますね!!
現金だけ持っていても貧乏になる時代が現実味を帯びてきましたね。米国株などの資産をもっていない方は、米国株への投資を検討する事をおススメします!
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