来週で8月も終了しますね。。。今年も残すところ4か月です。
米国株はというと、先週1週間はすべての指数が下げで終わりましたね。
さて、今週はというと、一番重要で注目すべきはジャクソンホール会議での「パウエル議長の発言」でしょう。今週末から始まるジャクソンホール会議は3年ぶりに対面で開催されます。
そして、9月に入ると「レイバー・デー」の祝日となり、この祝日を最後に機関投資家の夏休みも終わり、本格的に相場が活性化するタイミングになると言われてます。
「レイバー・デー」明けは新しい相場のトレンドに切り替わるタイミングであると言われておりますので、特に注意が必要です。
ポイント
今回は、ジャクソンホール会議やレイバーデー明けに注意すべきポイント、2022年後半にかけてのトレンドの行方を投稿していきたいと思います!
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ジャクソン・ホール会議のポイント
8月25日から27日(米国時間)にかけて開催される年に1度のビッグイベントである【ジャクソンホール会議】
世界各国の金融政策関係者が集まり、講演やディスカッションなどを行うイベントで投資家は必ずチェックすべきイベントです。
特に、今年は歴史に残る『世界的な高インフレ』
その中で、世界各国がどのような金融政策を行っていくか語り合う場でもあるため、いつも以上に注目が高いのは言うまでもありません。
なかでも注目すべきは「FRBパウエル議長の講演」
やはり、9月のFOMCで、どの程度の金利上昇を検討しているのか、来年以降の金融政策の展望にも注目が集まるのは必須。そして来年以降、インフレが落ち着いたら利下げに転換するのか、それとも全く違う見通しを述べてくるのかにも注目が集まってます。
パウエル議長の講演は、日本時間の8月26日 23時からおこなわれ、この時間は米国株式市場も開いている時間になる為、場合によっては大きく金融市場が動くことが予想されてます!
レイバー・デーと米国株相場の関係値
ジャクソンホールが終了し、レイバー・デー(9月5日)が終わったタイミングで、米国市場のトレンドは大きく変わる可能性があります。
レイバー・デーが明けることでアメリカでは新学期となり、新たな気持ちで仕事への取組みがスタートするタイミング
日本で例えると、3月から4月の新たな期に代わるタイミングと同じなので企業や機関投資家はというと、心機一転、投資の方針が変わる可能性があるからです!
株式相場の格言で**【Sell in May】**という言葉が有名なのは、周知の通りだとおもいますが、これには続きがあるのはご存じでしょうか?
相場格言
Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.
日本語訳:5月に売って、9月第2土曜日まで戻って来るな
いつも、「Sell in May」の部分ばかりが注目され知らない方も多いかと思いますが、10月に相場が大暴落した過去からこのような格言があるのを覚えておいてください。
今年は、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言が、どのようにトレンドとして反映されていくのか注目したい所です。
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米国株のトレンド、年後半は株価上昇に期待
パウエル議長の発言の内容によっては大きなトレンド転換が起きる可能性もあります。
ただ、私の予想では市場を刺激しない為、市場の予想通りの発言だと考えてます。
その為、年後半にかけて大きく上昇していくのではないかと思ってます。
そして株価上昇の理由は、これまでの季節性です。
過去30年のSP500の上昇率をまとめたデータでは、10月から12月の上昇率は高いことがデータで証明されております。
さらに、『インフレはピークを付ける』ことも予想できるため、来年以降の期待感から株価は上昇し、年初来の株価を目指していくのではないかと考えております。
一時的な調整はあると思いますが、そこを買い場と捉え、資金を一気に投資できるよう準備を進めていこうと思います。