決算情報

明日、いよいよTESLA(テスラ)の第2四半期決算発表!今回はさすがに厳しいか!?

イーロン・マスク率いるEV最大手のTESLA(テスラ)

 

私もいつかはTESLAに乗ってみたいと思ってます!

いや、絶対乗ります!!買います!!!

 

TESLAが公道走ってるとつい見ちゃうな!!

 

 

 

 

さて、TESLAは、7月20日の引け後(米国時間)に第2四半期(4月~6月)の決算発表を控えております。

 

 

 

TESLAの決算は、どの自動車メーカー・EVメーカーよりも早く、先陣を切って発表するのですが、

 

前回の第1四半期(1-3月期)決算では、市場予想を上回る「過去最高売上」と「最高利益」を記録しましたね。

 

 

 

3月下旬より、中国・上海市による新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)により、

 

TESLAの上海工場も操業停止を余儀なくされた第1四半期にも関わらず過去最高益を叩き出しました!

 

 

 

しかし、不安なのは今回発表される第2四半期(4月~6月)の決算です。

 

納車台数や生産台数が劇的に落ちており、決算前に簡単にレビューしたいと思います。

 

マスクCEOはTwitterの買収もやめたな!

 

 

 

生産台数は前年比プラスも前四半期と比べるとマイナス

 

EVメーカーを含めて、自動車メーカー全てで重要なのは

  • 生産台数
  • 納車台数

となります。

 

 

生産台数は、どれだけの需要・ニーズ・キャパシティがあり「どれだけの成果(生産)を生み出せたか」を示す指標に対して、

 

納車台数は「生み出せた成果(生産)に対して、どれだけ売れたか」を示す指標となり、直接、企業の売上に直結するものとなります。

 

 

生産台数が少なければ、売れるものがないので売上は下がると予想できますし、そもそも納車台数が少なければ、直近の業績が悪いという事になります。

 

では、TESLAの推移をみていきましょう。

 

なんと、第2四半期においては、第1四半期と比べて「生産台数」「納車台数」ともに落ちております。

 

第2四半期結果(第1四半期比)

  • 納車台数:254.695台(-55.353台)
  • 生産台数:258.580台(-46.827台)

 

2020年第3四半期の推移からみていくと、売上・納車台数・生産台数は右肩上がりです!

 

しかし、今回発表される2022年第2四半期の数値を確認すると、生産台数・納車台数ともに前四半期より下がっている事が分かります

 

そのため、納車台数が減少しているということは、前回のような記録的な決算数字が出ない事が予想される為、第2四半期は厳しい決算になる事が予想されるという事です。

 

 

 

6月下旬には、TESLAの全シリーズにおいて値上げを敢行し、人件費削減を行うことも発表されてますが、

 

それ以上に、人件費高騰・物価上昇の影響を受け、明日の決算発表は、特に利益においては厳しい数字になると個人的には予想しております。

 

 

TESLAも厳しいか~

 

 

TESLAの業績の鍵を握る上海ロックダウン

 

TESLAの生産台数の鍵をにぎっているのは「上海のロックダウン」だと考えてます。

 

最近は、「TESLAに乗りたい」といった需要の高まりから3つのギガファクトリーを建設しました。

  • 上海
  • ベルリン
  • オースティン

 

この3つのギガファクトリーでは、年間150万台~200万台程度の商品を創り出す大きなキャパシティを持ってますが、

そんな時に出てきた問題が、中国の「ゼロ・コロナ政策」。

 

中国政府の厳しい命令により、上海では3月28日から5月末まで都市封鎖(ロックダウン)がありました!

 

2ヶ月も!!

 

 

2021年には、上海ギガファクトリーだけで4万台を超える生産が行われましたが、

 

今回の都市封鎖では、完全停止してしまうまさかの想定外の出来事が起きたといえます。

 

 

都市封鎖(ロックダウン)ということは、全ての仕事や業務がストップする事になりますので、

 

TESLAの上海工場は、4月と5月は完全に稼働停止していたため、ほぼ生産が出来なかったという事になります。

 

 

この都市封鎖(ロックダウン)による工場停止が今回の生産台数減少につながったと言えると思います

 

 

ネガティブニュースだけでは終わらないTESLAのすごさ

 

今伝えた情報は、第2四半期の決算におけるTESLAのニュースとなりますが、

 

このまま、何も無いまま終わらないのがTESLAの凄さですね!!

 

今後の業績に対して明るい兆しもあります。

 

良かった~

 

2022年6月単月のの生産台数はテスラ史上最高の車両生産台数を記録しております!

 

TESLAは生産台数を明確にしておりませんが、その数は約12万台と言われております。

 

12万台!?

 

ベルリン、テキサス、上海への投資はこれからも続きさらに増やすことができれば、2022年の後半には素晴らしい業績を達成することは間違いないと思います!

 

第1四半期の決算でも、イーロン・マスクCEOは以下のような発言をしております。

 

マスクCEOのコメント

同工場における年前半の生産の落ち込みは穴埋めできるとし、「第3四半期と第4四半期にはかなり上向き」であり、今年の生産が150万台以上に拡大するペースにある

との事です。

 

更に、生産性向上のアップグレードや新たな新車(サイバートラックなど)の投入に向け、

7月中旬~8月中旬を目途に、一時工場を停止するとも発表しております。

 

何にせよ、何も無いまま終わらないのが、イーロンマスクのすごさなのかもしれませんね!

 

とにかく明日のTESLAはガイダンスに注目ですね!!

 

 

 

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