エヌビディア(NVIDIA)が早くも復活でしょうか!?
昨夜発表された決算発表では大きな減益を記録したものの復活を予感させる内容でしたね!
3か月前に発表した第3四半期決算では「EPS・キャッシュフロー」が市場を大きく下回り、見通しも悪く冴えない決算発表だったのですが….。
さすが、半導体大手と言われるだけの底力ですね!
今回の決算発表のポイント
- AI事業における期待(需要旺盛)
- ゲーミング事業のコロナからの復活
- 第一四半期の見通し〇
PCメーカーも苦戦をしており、エヌビディアも前年比では大きな減益となりましたが、今後の見通しの期待から時価外では9%以上の上昇となってます。
今回は22日に発表されたNVIDIAの決算をサクッと振り返っていきたいと思います。
エヌビディア 第4四半期(11月~1月)の決算内容
今回発表されたエヌビディアの決算内容は以下となります。
結果的には売上・EPSともにクリアという形となりました!
前年同期比で比較をすると、
- 売上は21%減
- 純利益は53%減
Microsoft・Amazonのクラウド事業の成長が鈍化した事もあり、大きな売上減少となりましたね!
ただ、コロナで買い替え需要が一巡したゲーム事業も一服したとはいえ、しっかりと予想をクリアしてきましたね!
そして、インパクトがあったのは第一四半期の見通しです!
第一四半期(2月~4月)見通し
- 売上高:65億㌦(予想:63.5億ドル)
- 粗利益率:66.0~67.0%(予想:65.8%)
コロナが終わったタイミングではGAFAと一緒に崩れていったエヌビディアでしたが、見事に復活を遂げつつありますね!
今後はAI事業に期待か!?
今後のエヌビディアに期待できるポイントは最近ブームになりつつあるAI事業です。
そう!ChatGPTです!!
もともとゲームとAI向けのGPUに強みを持っているエヌビディア。
ポイント
最近、Microsoftが100億ドル(約1.3兆円)の巨額投資を行う事を発表した事で有名になりましたが、このChatGPTのAI技術を支える企業がエヌビディアというわけです!
革新的なプラットフォームであり、今後AIの恩恵を確実に被る企業として注目されてます!
クラウドサービスの停滞によりデータセンター事業がうまくいかない今、AI事業は次の柱として期待されているという事です!
テスラに続く資産価値1兆円企業に1番近いとされているエヌビディア(NVIDIA)。
今期の業績で割高だった株価も、ある程度値下げしてきた今、エヌビディア(NVIDIA)は「買い」の好機かもしれません!