9月の第一月曜日はレーバーデーです。
今日のアメリカは祝日となり株式相場もお休みです。
レーバーデーは日本でいう「勤労感謝の日」と似てます。
レーバーデー
レイバー・デーとは、アメリカで働いている全ての人の功績を称える日として毎年9月の第1月曜日に祝われる祝日です。
アメリカは日本と違い、新学期の開始月は4月ではなく9月です。
ビジネスマンにとって、夏のバカンスシーズンのフィナーレでもあり、休暇を取得していたビジネスマンが心機一転してやる気を出すのが9月という訳です。
毎年の9月は米国市場にとって危険と言われてます。
- 9月全体を通して市場が悪い
- レーバーデー明けは注意が必要
- トレンド変化が起こりやすい
など、9月は株式市場に色々と悪い影響が考えられ、レーバーデーが転換点と言われてます。
今年の9月はどうなるのか私もハラハラしながら相場を見守りたいと思います。
レーバーデーと米国株式の関係
レイバー・デーとは、アメリカで働いている全ての人の功績を称える日として毎年9月の第1月曜日に祝われる祝日のこと。
レーバーデー明けの米国市場は注意が必要。
なぜ、色んなところでこのような発言が言われているのかというと、先程もお伝えした通り、レイバー・デーが明けることでアメリカでは新学期となり、新たな気持ちで仕事への取組みがスタートするタイミングであるからです!
心機一転して新たな取り組みが始まるということから、投資の方針も心機一転して変更するという可能性も大いにあり得るということです。
そのため、トレンドの変化が起こりセクターローテーションも起こりやすいという事を意味してます。
実際に過去30年のS&P500の平均リターンは8月と9月が悪いと言われてます。
夏枯れ相場とレーバーデーのポイントが重なる時期ですね。
過去のトレンドでは9月に下落
ここまで言われると過去の9月はどうだったのか確認したいと思います。
9月1日の始値と9月最終日の終値の騰落率を確認すると….
ほとんどの年で下落してますね。
しかも上昇しているのは過去8年のうち1回しかありません。
9月のトレンドは本当だったんですね。
9月は相場の物色の流れが変わりやすい時。故に相場も下がるのだと思います。
ただ、9月が終われば年末にかけて上昇しているという事を忘れないでください。
相場が下がれば絶好の買い場です。
9月だけにフォーカスすると下落してますが、2015年の9月(1,970.09)と2022年の9月(3,633.30)のS&P500指数を比べると約2倍近い数値です。
1カ月では下がっても長期的には大きく上昇している事が分かります!
年末にかけてしっかりと買い増しを行っていきましょう。