あまりニュースになってないのか、皆が気にしてないのか、
自分から積極的に情報収集を行わないのか不明ですが、
先日、発表された日本のGDP(=国内総生産)が前四半期比でマイナス成長となりましたね!
GDPの結果
2022年1~3月期の実質GDP(国内総生産)は-0.2%。
これが1年間続いた場合の年率換算は-1.0%
コロナウイルスからの復活が期待されましたが2期ぶりのマイナス成長
少し前に【私が日本株に投資しない理由】の1つとして、
2050年の日本のGDPは、現在の3位⇒9位と成長が鈍化していく
ことが基本的なシナリオと言われております。
この記事のポイント
前回、投稿させて頂いた【私が日本株に投資しない理由】の第2弾!
先日発表されたGDP指数に注目させて頂きながら、
「日本株に投資しない理由」を改めて考えてみたいと思います!
2022年1月~3月の日本のGDPのポイント
冒頭に述べさせて頂いたとおり、前の3ヶ月と比べた実質のGDPの伸び率は2期ぶりのマイナスとなりました!
大きな理由として、2022年1-3月に「まん延防止等重点措置」が各地に適用され、
外食や旅行などのサービスの需要が低迷したほか、公共事業が落ち込んだことなどが要因です。
項目別で比較すると、
項目別(前四半期比)
- 個人消費:-0.03%
- 公共投資:-3.6%
- 輸入:+3.4%
- 企業の設備投資:+0.5%
医薬品やスマートフォンの輸入が増え、大きなプラス要因となりましたが、
GDPの半分以上を占める【個人消費】が影響し、外食・旅行などの需要が低迷したことをうけ、全体のGDPを押し下げる要因となりました!
今は、「まん延防止等重点措置」が解除されておりますので、次回発表されるGDPはプラス成長に戻ることが予想されます!
じゃあ、日本大丈夫じゃん!!
今後のGDPも成長が鈍化する理由
次回、発表されるGDPからプラスに転換すると想定されますが油断はできません!
油断できない理由としては、GDPの半分以上を占める「個人消費」です。
今は、生活必需品の値上げラッシュが止まりません!
生活必需品が値上げされることで、一般家庭の家計は厳しくなる事が予想されます。
そうなることで、外食・旅行は我慢せざるを得なくなり、
今後の日本のGDPの成長は一進一退の横ばいで推移する事が私が考えているシナリオです!
しかも、給与や所得が増えてない日本では尚更です!
GWは旅行需要あったけど、今後は需要が収まりそうだな。。
今後も消費税はあがる可能性を秘めている
生活必需品の値上げが止まらず、国民の生活に大きな打撃を受けているにも関わらず、
今後、消費税もあがるかもしれない事をご存じでしょうか?
国債通貨基金(IMF)が出した報告書では、既に10%まで上がった消費税は最大20%まで上げないといけない!提言しております。
消費税20%・・・!!!
報告書が提出されたのは、2019年の話になりますが、
今後の日本は医療や介護などで増える社会保障を補うため、2030年までに15%に上げる必要性があると言われており、
少子高齢化が進むなか、2050年までは20%への増税が必要のようです。
2050年って言ったら60歳でまだ全然生きてるね。。。
経済は低迷する、人口は少子高齢化、物価は上がる、給与は増えない、税金は増える、、
今の日本の将来はネガティブなことしかありませんね。。
そんな日本には、自分の大事な老後資産を託して投資しようとは考えておりません!
日本は治安もよく食事も安く美味で、平均寿命も長いので、住むのには悪くないと思います。
しかし、今後の日本の成長は完全に止まってしまう所まできてしまっているのかもしれません!