アメリカの債務上限問題!
最近、TVでもネットでもニュースを見ていると必ず出てくる話題のニュースですね。
アメリカの債務上限引き上げを巡る問題に対して解決の糸口が見つかりません…。
バイデン大統領には頑張って欲しい所ですが、何せアメリカは「ねじれ国会」になっているので、このような問題が起きてしまうのはしょうがない事ですかね。
この問題は、1週間後の6月1日にタイムリミットを迎えるのですが、なかなかくすぶっている状況ですね。
進展が全く見えずにいる中、アメリカがデフォルトに陥ってしまうと世界経済にも影響が及びます。
注意ポイント
つまり株式市場は暴落という事になりますね。
様々なニュースで流れている事なので、一度整理しておくために「アメリカの債務上限問題」を確認していきたいと思います。
アメリカの債務上限問題とは!?
まず、債務上限問題とは何なのか確認していきましょう!
Chat GPTで「アメリカの債務上限問題」を調べると下記の回答がありました。
アメリカの債務上限問題
アメリカの債務上限問題(Debt Ceiling Crisis)とは、アメリカ合衆国政府が借金の上限に達した際に生じる政治的・財政的な問題を指します。
アメリカ合衆国政府は歳出が歳入を上回るため、歳入との差額を埋めるために借金を行っています。しかし、アメリカ合衆国議会は借金の上限を設定しており、政府はその上限を超えて借金をすることができません。債務上限に達すると、政府は新たな借金を発行することができず、財政の運営に支障が生じます。
債務上限問題は通常、政府が債務上限に達すると、連邦政府の一部の機能やサービスに資金供給ができなくなります。また、政府が支払いを滞らせる可能性もあります。これは、政府の信用力に影響を及ぼし、国内外の経済への信頼を揺るがすことがあります。
債務上限問題は政治的な論争の焦点となることがあります。議会の中で上限引き上げを巡る意見対立が生じ、政治的な駆け引きや妥協が必要になります。過去には、債務上限問題が長期化し、政府の一時的な予算停止(政府閉鎖)や債務不履行のリスクが高まったこともありました。
ただし、債務上限は一時的な制約であり、通常は議会によって引き上げられます。政府の財政運営を円滑にするため、議会は借金の上限引き上げを承認する必要があります。
※Chat GPTから引用
ポイント
要するに、アメリカ政府が国債発行などで借金できる債務残高の枠が上限に達してしまい、新たに借金をする為に引き上げを行いたいが、 国債を新規で発行する為には議会の承認を得なければならず、その議会の承認が得られてないという事です。
国債の新規発行が出来ないとどうなるのか….?
そうです!債務不履行(デフォルト)に陥ります。
それが今、アメリカで起きている「債務上限問題」です!
なぜ債務上限問題が起きているのか!?
債務上限が起きる理由は大きく分けて3つの理由になります。
- 財政赤字と借金需要
- 債務上限の政治化
- 政治的な駆け引きと交渉
アメリカは、社会保障・医療・国防などの大規模なプログラ厶を進めており、歳出が歳入を上回っています。
要するに、何もしなくても借金が増えているという事です。
ただ、今回は政治的な要素が多いのかなと個人的には考えております。
ポイント
2024年は「アメリカ大統領選挙」が控えており、アメリカがデフォルトに陥ると責任の所在としてバイデン率いる民主党は完全に不利になります。一方、共和党は政治主導権を握るチャンスと捉え、揉めに揉めているということですね。
お互い妥協案を見出す事が出来ず、今に至っているという訳です…。
債務上限問題が解決しないとどうなる
債務上限問題が解決されない場合、様々な大きな影響が及びます。
債務上限問題が解決されないと、政府は新たな借金を発行できなくなり、政府が支払いを滞らせるリスクが生じます。
債務不履行の可能性があると、アメリカの信用格付け見通しは引下げされ、経済への影響や金利の上昇などの悪影響をもたらす可能性があるという事です。
しかも、対象国はアメリカ!発展途上国ではなく、世界一の経済大国のデフォルトとなると、その影響力は凄まじい事になります。
- 支出制約による経済の失速
- 信用力の低下
- 世界経済への多大な影響
特に、アメリカに投資を行っている方は、アメリカの信用力低下に伴い、株式の価値に影響が出てしまう事も忘れてはいけませんね。
債務上限問題が解決しないと、世界の株価も大きく下落する事を考えておきましょう。
債務上限問題は過去にも起きている
実は債務上限問題は過去にも数回起きており、都度、アメリカは危機的状況となっていたのはご存じでしょうか。
過去の債務上限問題もChat GPTで検索すると3つの債務不履行問題が出てきました。
①2011年の債務上限問題
2011年7月、アメリカの債務上限に関する政治的な駆け引きが激化しました。上限引き上げを巡り、共和党と民主党の間で意見の対立が生じ、合意に至らなかったため、債務上限問題は長期化しました。この期間中、政府は一時的な予算停止(政府閉鎖)を経験し、債務不履行のリスクが高まりました。最終的に、債務上限引き上げに関する合意が成立し、問題は一時的に解決されました。
②2013年の債務上限問題
2013年10月、再び債務上限問題が浮上しました。共和党と民主党の間で予算と債務上限の関連付けに関する論争が生じました。政府は予算停止を経験し、債務不履行のリスクが高まりました。最終的に、議会は債務上限引き上げに関する合意に達し、政府の財政運営は継続されました。
③2017年の債務上限問題
2017年4月、アメリカの債務上限問題が再び表面化しました。政府は一時的な措置によって財政運営を維持しましたが、債務上限引き上げに関する議論は続きました。最終的に、2019年に上限引き上げに関する合意がなされ、政府の財政は安定しました。
※Chat GPTから引用
ポイント
ただ、これら3つの債務不履行問題が起こった時も、結局は何も起きませんでした!!
最終的にデフォルトは回避されたという事です。
その過去の事例があるからこそ、
- 米国債のデフォルトはありえない!
- 結果的にプロレスごっこ
ということになっているようですね。
やはり、アメリカの政治家もアメリカの国力が弱まってしまうと、世界の権威も無くなってしまい不利な状況に陥ってしまいますからね….。
今回も結果的にデフォルトは回避されるかと思ってます。
まとめ
今回は、「アメリカの債務上限問題」に触れていきました。
債務上限問題のリミットは6月1日と言われております。そのタイムリミットが過ぎてしまうと、アメリカは借金が払えず、デフォルトに陥ります。
おそらく、プロレスごっこを行っており、周りのニュースにも煽られ投資家は不安にかられていると思われます。
しかし、デフォルトを起こしてしまうと、アメリカは信用が格下げになり、資金も入ってこないまま経済が回らず不景気になれば、それこそ政治家の立場は不利となります。最終的には株は上がる事が予想されますので、今回の株価の下落も気にしないで私は問題無いと考えております。
もしかすると、今のタイミングが「株の絶好の買い場」になるかもしれませんね!