中国版テスラの異名をもつEV新興企業のNIO。
3/24(米国時間)に決算発表がありました。
私も過去に保有していた株ですが、最近は全く元気がなく株価は下がる一方ですね!
※あの時、売っておいてよかった......
▽前回(第3Q)の決算はこちらから 皆さんこんにちは! 中国の新興メーカーの中でも トップクラスの実力と人気を誇り、 高級モデルを中心に展開していることから 中国版テスラとも呼ばれている「NIO」が、 11/9に第3Qの決 ... 続きを見る
NIO 2021 3Q決算
今回の2021 4Qの決算もミスをしてしまったようですね。
決算数値も含めて確認したいとおもいます。
まずは、決算全体のまとめから。
前回の第3Qに続き、今回もガイダンスが弱い結果となりました。
2期連続のガイダンスミスという事で、株価は1日だけで-9%と大きな下落となっております。
■2021 第4Q 決算結果
・売上高(収益):15.5憶ドル(予想 15.3憶ドル)
・EPS:-0.16ドル(予想:-0.21ドル)
・納車台数:25,034台
■2022 第1Q ガイダンス
・1Q売上高予測:15.1憶~15.7憶ドル)
・1Q納車台数見込み:25,000台~26,000台
過去(2020年)の売上(収益)と納車台数の推移は下記をご確認下さい。
四半期毎の納車台数の成長も止まっており、それに比例する形で売上成長も鈍化してる感じがしますね。
決算発表では、2022年の事業方針も記載されており、
2022年度中に、NIO TechnologyPlatform2.0をベースにした3つの新モデル(新製品)も投入予定と発表されております。
早ければ、3月から順次新製品が投入される見込みですが、この新製品の投入により販売台数の底上げが出来るのかが重要な部分になっていくると思います。
また、2021年はノルウェーへのグローバル展開も始まりました。
今後も、多くの地域や国で製品・サービスを展開するとも情報発信されておりましたので、
更に需要が高まれば、企業の成長や株価も期待できる所だと考えております。
しかし、今はサプライチェーン問題やFRBによる利上げ・物価高騰により、
NIOなどのグロース(成長)企業には完全に不利な状況が続く事が予想されます。
今後、決算で発表されるガイダンスもミスをせずしっかりと結果を残せれば、
以前のような株価上昇も期待できると考えております!
日本人は、なぜかNIOが好きで保有している方が多い印象です。
今は充充電期間としてゆっくり休養し、新製品発売に伴って更なる爆発を期待したいです。