皆さんこんにちは!
中国新興EVメーカーの3つのうちの1つである
シャオペン(XPEV)の決算が昨日発表されました。
結論から申し上げると、EPSはミスったものの、
売上と今後(4Q)のガイダンスは良い結果となりました。
メインの旗艦商品である「P7」の販売も順調のようで、
頭一つ抜きが出ていたNIOとの差も徐々に埋まってきた感じもします!
では、早速決算を見ていきましょう!
まずは収益などの部分を見ていきます。
▽2021年第3四半期決算結果
売上:888.7M $(予想:819.8M$)
EPS:-0.27$(予想:-0.18$)
納車台数:25,666台(当初予想台数:21,500~22,500台)
となります。
下記の納車台数のグラフを見てもわかる通り、
各月の納車台数が前年比と比べると大きく伸びており、
しっかりと車両販売もできている事が見てとれます。
▽シャオペン2021年第3Q納車台数▽
月 | 納車台数 | 前年同期比 |
---|---|---|
7月 | 8.040台 | 228% |
8月 | 7,214台 | 172% |
9月 | 10,412台 | 199% |
第3Qの決算数字も良かったのですが、
特に、第4Q以降のガイダンス発表が良かったと感じております!!
▽2021年第4四半期ガイダンス
納車台数:34,500台~36,500台
売上;1.01B$~1.164B$ (予想891M$)
Q4の納車台数も売上(収益)も、
Q3の数字を抜いてくる事が予想されます。
現在、10月の納車台数の発表もされておりますが、
単月で10,138台の納車となり納車台数レコードを更新中です!
今回の決算発表を受け、
飛ぶ鳥を落とす勢いですね‼
今回の決算発表でも内容の良かった納車台数ですが、
主力製品である「P7」の販売台数も過去最高を記録しております。
P7の納車は、第3Qのみで19,731台の納車が記録されており、
全納車台数(25666台)に対して約75%の割合を占めている計算となります。
もちろん、P7の納車単体で見ても、第3Qでは過去最高の納車台数となり、
販売店舗も95都市、271店舗までカバーされるようになりました。
NIOと同様、シャオペンも2021年10月に欧州へ進出しております。
まずは、ノルウェーでのテスト販売という所ですが、
来年2022年には、欧州市場全体にマーケットを広げるとも発表がありました。
国際市場のマーケット参入という観点から、SUVの新たなモデルの発表もされております。
更に、10月下旬には、
Xpeng(シャオペン)の関連会社のHT Aeroが「空飛ぶ車」を発表しました。
▽発表された「空飛ぶ車」のモデル
今回発表された車両は、2人まで乗車可能な軽量設計のモデルで、
折りたたみ式のローターを備えているようです。
販売時期は2024年とまだまだ先のようですが、
夢にまで見た〚空飛ぶ車〛が現実のものになろうとしております!
先日発表されたアップルカーといい、自動運転といい、
我々の想像を遥かに超えるスピードで技術が進歩しております。
脱炭素化も世界中で叫ばれている中、
今後も継続的に株価を伸ばすのに、EVメーカーなどは狙い目かもしれませんね。
最近、発表されたNIOの決算も掲載しておきますので、
参考にして頂ければと思います!
▽2021年3QNIOの決算はこちら 皆さんこんにちは! 中国の新興メーカーの中でも トップクラスの実力と人気を誇り、 高級モデルを中心に展開していることから 中国版テスラとも呼ばれている「NIO」が、 11/9に第3Qの決 ... 続きを見る
NIO 2021 3Q決算