コカ・コーラ(KO)の競合である「ペプシコ(PEP)」の決算発表がありました。
私が保有する個別株コカ・コーラの競合でもありますしね。チェックしていきたいと思います。
本格決算が10月から始まるなか、先頭をきってペプシコの決算発表がありましたが、予想を超える決算となりました。
通期見通しも上方修正され内容も良かったと思います。
が、上値は重い展開です…….。
要因として、売上成長率の鈍化もあったと思いますが、何よりイーライリリーから発売された燈明病の治療薬「マンジャロ」の影響が大きいかと思います!
消費者が値上げを吸収!増収増益の結果に!
米国株の決算シーズンの先頭を走るペプシコ(PEP)
通期の利益予想を上方修正する見事な決算を発表しました。
特に今回は、北米の事業が絶好調でしたね。
北米のスナック菓子部門「フレトリー」が7%の成長、食品の「クエーカーフーズ」が5%伸長しました。
物価上昇に伴い、販売価格も上がったのですが、消費者がしっかりと吸収してくれてるようです。
全体的に調子いいですね!
配当利回りも3%。今後も増配が期待できる決算です!
コカ・コーラも価格転嫁した分、消費者に受け入れられてますからね。
10月24日の決算も期待したい所です。
気になる糖尿病「マンジャロ」の存在
さて、素晴らしい決算を発表したにも関わらず何故上値が重いのか!?
その理由は、イーライリリーが発売した「マンジャロ」の存在です。
最近、日本のニュースでも話題になっていましたが、この「マンジャロ」という糖尿病治療薬ですが、海外では画期的な薬剤として「痩せる薬剤」として発売されてます。
この治療薬は食欲抑制作用があり、ジャンクフードの消費が落ち込むと懸念されてるからです。
肥満大国でもあるアメリカ。
ジャンクフードの消費量も半端じゃありません。そのジャンクフードの食欲抑制を手掛ける「マンジャロ」はジャンクフード企業に大きな影響を与えるのは間違いありません。
ペプシコの他、コカ・コーラ、マクドナルドの食品企業は株価を軒並み下げてます。
株価は直近ではなく、半年・1年後を見越して動いていきますので消費量の減少は免れないといった形なのでしょうか。
因みに、イーライリリー社はというと、年初来では60%以上も暴騰しております.....。