今回は初の日本企業のお話となります。
日本が誇る世界企業であるソニー(SONY)。
オーディオ・カメラ・TV・スマホ・Play Stationなど、
皆さんの家庭に1台は、SONY製品があるはずです。
SONY創業者の盛田昭夫氏は、あのスティーブ・ジョブスも尊敬し、
大きな影響を与えた人物としても有名です。
まさに世界に誇る日本企業であります!
今回、そのソニー(SONY)が、
自社開発のEV自動車を発表し本格参入するという
大きなニュースが入ってきました。
年末にはTOYOTAも大幅なEV戦略方針転換を行い、
2030年までにEVの販売台数を350万台とする、
かなり野心的な目標を発表したばかりですが、
今回は、SONYが開発したEVをお伝えできればとおもいます。
まず、今回のSONYのEVにおける発表は
米ネバダ州ラスベガスで開催されてる電子機器の見本市でもある
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)のカンファレンスでの発表でした。
既にTVやネットニュースで見ている方も大勢いるかとおもいますが、
新たに発表されたEVはプロトタイプSUV電気自動車「VISION-S 02」となります。
「VISION-S」は、2020年のCESで、初めて試作車として公開されたセダン型のEVとなります。
▼今回発表された「VISION-S 02」のHP
今回、発表された「VISION-S 02」は、既にオーストリアでテスト走行も開始しており、
5Gやクラウドプラットフォームを採用し〖広い室内空間を用いたエンタテインメント体験〗を
提供することをコンセプトに開発されたようです。
また、今回発表されたのはあくまで試乗車であって、まだ発売の目途はたっておりません。
というのも、今春をめどに事業会社「ソニーモビリティ株式会社」をたちあげ、
電気自動車の市場投入を本格的に検討するとのことです!
そのため、実際の発売にはまだまだ時間がかかる可能性があります。
アップルが開発しているアップルカーの発売も2025年頃と噂されておりますので、
SONYのEV車の発売も数年先になる可能性がありますね!
ここ最近のSONYの業績はすこぶる調子がいいですね!
2021年3月期に発表された決算では、過去最高益をたたきだしております。
なんと、純利益で1兆円をこえております!
事業の変革を変え、様々な業種で事業展開をしている他、
『Play Station』や『鬼滅の刃』は世界中でHITしているコンテンツとなっております。
更に、金融市場で活躍するグループ会社の収益も
SONYグループ全体の収益拡大を押し上げている要因となります。
2020年以降、なかなか上がってこなかった株価も、
ここ最近では、うなぎ上りで株価も上がっております。
今後も、多角的な事業展開とユーザーを楽しませるコンテンツ提供を行っていきながら、
新たな市場にもチャレンジしていることを考えると、
投資妙味のある銘柄になることは間違いないのではないでしょうか?