世界経済から取り残されつつあるロシア。
世界各国からの経済制裁の影響で、ロシアの国債が『債務不履行=デフォルト』に陥るという見方が強まってきました。
※デフォル=借金を返すことができないこと
驚くなかれ!
債務不履行(デフォルト)の金額は1億1,700万$(約138億円)のようです。
.....えっ!?
たったの1億1,700万$(約138億円)でロシアデフォルト?
。。。。。!!!!!
更に、我が国の日本にも色々と影響が出てきそうな雰囲気です。
■日本への影響
①ロシアが日本に対しての国債の利払いができない(約135億円)
➁日本の年金積立て運用金280億円が0になる
という影響が出る可能性があります。
世界各国が実施した金融経済制裁が効果を発揮
今回、ロシアのデフォルトが起きる理由は、アメリカ・欧米各国などが実施した経済制裁が大きく影響しているといえます。
本来、ロシアが用意している外貨準備資金は、今回の金額とは比べものにならない6,400億ドル(64兆円)なので、
全く支払えない額ではないのですが、今回の経済制裁で、6,400億ドルの資産が凍結されたため支払うことができないとの事です。
我らが日本国にも国債の利払い期限があり、日本円にして約135億円とのことでした。
このような背景から、すでに格付け会社は、相次いでロシアを『デフォルト寸前』という格付けになっております。
ロシアがデフォルトになった時の影響は?
ロシアのマーケットはそこまで大きくないため、
世界における影響はさほど大きくないといわれております。
しかし、ロシアの外貨建ての国債の残高は、およそ200億ドル(日本円でおよそ2兆4000億円)
これが返されないということであれば、ロシアの国債を買っていた企業や個人投資家は大きな損失を被ることとなります。
また、ロシア国の要素を含めた株式取引は停止せざるを得ないでしょう。
日本の年金を運用している企業も約280億円もの資金を投資しておりますので、
その価値が一気に0になるという形となってしまいます。
日本の年金は、中国恒大集団にも、約97億円もの大金を投資しておりました。
なんてセンスの無い国なのでしょうか。。。。
いずれにせよ、ロシアの債務不履行は3月16日といわれ、1ヶ月間の支払い猶予が与えられます。
この1ヶ月で、何かしらのアクションが無ければ、ロシアはアウトという事となりそうですね。