ついにアメリカのインフレも終了か!?
米国消費者物価指数は前年比+3.0%と大幅に鈍化しました!
世界中の投資家も大注目であった消費者物価指数は12か月連続の鈍化。
2021年3月以来、2年3か月ぶりの低水準です。
着実にFRBの利上げの効果が出ているという事が分かり、7月末に開催されるFOMCのパウエル議長の発言が楽しみですね。
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2023年6月の米国消費者物価指数は前年比+3.0%
さて、2023年6月の米国消費者物価指数が発表されました。
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CPI・コアともに予想を下回っております。
CPIを月毎にグラフ化してみるとこんな感じです。
ちょうど1年前のCPIは脅威の+9.1%でしたからね!!
ロシア・ウクライナ戦争があったとはいえ、全てのカテゴリで物価が上がったとんでもないタイミングでした。
品目別でも鈍化している物価上昇
品目別でもほぼ全ての商材が下落するか鈍化しているのが分かります。
品目別の物価上昇率
- エネルギー:-16.7%
- ガソリン:-26.5%
- 食料品:+5.7%
- 新車:+4.1%
- サービス:+6.2%
- 住居費:+7.8%
特に、インフレで頭を悩ませていた住居費。
ポイント
物価全体の約3割のウェートを占める住居費は3か月連続での伸び鈍化という結果となりました。
ロシアウクライナ戦争で大きく上昇していたエネルギーもここ最近は連続で下落している事が分かりますね。
為替は円高ドル安にシフト
肝心の為替はというと、もちろん円高ドル安にシフトしております。
CPI発表前から憶測から徐々にではあるものの円安方向にシフトしておりました。
現在の価格は1㌦=138.5円
一時は1㌦=145円に迫る勢いではありましたが、しばらくは円高方向にシフトしそうですね。
7月末にはFOMCの他、日本銀行の政策決定会合があります。
黒田総裁時代から続いていた金融緩和も終わるを迎えるような発言があれば、更に円高方向にシフトしそうですね。
バフェットが買い漁っていた日本の商社株の含み益はドンドン増えそうですね。
さすが投資の神様!
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