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アップル第3四半期(4-6月)決算!売上・EPSクリアも懸念事項発生

皆さんこんにちは!

ついに架橋を迎えた7月の決算シーズン!!
皆さんが持っている株式はいかがでしょうか?

比較的、市場予想を上回る決算が続出しておりますので
皆様安心されておりますでしょうか?

GAFAMの企業も続々と決算発表が行われ、
残すところ、本日のAMAZONだけとなりましたね。

Apple・Facebookは懸念事項が残るも、
Google・Microsoftは決算良好ですね。

今日は、GAFAMの一角であるAppleの決算に
フォーカスできればとおもいます!

■Appleの第3四半期(4-6月)の決算は!?

早速、7/27(火)に発表されたAppleの決算を振り返っていきたいと思います。


第3四半期決算結果

売上:814億$(予想:738億$)
EPS:1.30$(予想:1.01$)

売上・EPSともにクリアとなり、
売上・純利益とも第3四半期としては過去最高の結果となりました!

毎年9月に発表される新商品(次期モデル)が意識され、
販売が激減する6月期は低調な売上推移をみせる事が多いAppleだったのですが、
5G端末の需要やコロナ渦により、出足が鈍かったiPhone 12シリーズが
経済回復や現金支給の勢いで回復した事がポイントとして挙げられます。

また、全てのカテゴリーでアナリストの予想を上回る結果となり、
十分過ぎるほどの決算となりました!

日本円で売上8兆円って。。。
さすが、時価総額一位の企業ですね。

■各製品(サービス)の売上

アップルには大きく5つの製品(サービス)カテゴリに分かられます。
その製品別の売上と前期比で比較すると

  • iPhone:売上高395億7000万ドル (50%増)
  • Mac:売上高82億3500万ドル (16%増)
  • iPad:売上高73億6800万ドル (12%増)
  • ウェアラブル/Home/アクセサリ:売上高87億7500万ドル (36%増)
  • サービス:売上高174億8600万ドル (33%増)

特に、iPhone/ウェアラブル/サービスの売上は
目を見張るものがあります!

iPhone⇒5G対応の需要
ウェアラブル・サービス⇒コロナによる需要

で伸びたと予想されます。

iMac・iPadともに不調というわけではなく、
5月に新商品発売となったため、第2四半期の決算では
インパクトが残せなかったことが要因として挙げられると思います。

■今後に課題をかかえるApple

決算はよかったものの、決算発表後のカンファレンスコールで発表した声明では、
今後は売上が下回る予想と弱気な発表があった。

理由としては【世界的な半導体不足】となります。
作りたくても作れないといった悪循環が続き、
売上構成の50%を占めるIphoneにもその影響が広がる可能性があると発表。

その他、コロナワクチンの普及による
外のアクティビティ増加に伴ったサービスの利用減も予想されているよう。

決算発表をうけ、株価は1%以上下がっており、
しばらくは続くのかなーと思っております。

ただ、決算自体は良かったことを考えると
また近いうちに株価が上がってくる事が予想されますので、
私はホールドしておこうと思ってます。

じっちゃまこと、広瀬孝雄さんもホールドでOKという事です。

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