ジュニアNISAで投資を行っている【楽天・VTI 投資信託】
この度、過去最高の含み益となりました!!
含み益の額、38万円です!
今、米国株を保有している皆さまも大きな含み益になっていると思いますが、今回大きく株価が上昇している理由としては、3つが挙げられると思います。
- AI需要によるGAFA株の上昇
- 物価の安定
- FOMCの利上げ見送り
今日は米国株式市場がお休みという事で残念な気持ちではありますが、先週の米国株式市場で起こったイベントをプレイバックしていきたいと思います!
5月の米消費者物価は前年同月比から大幅に鈍化
まずは、消費者物価指数の数値から。
6月13日に発表された「2023年5月の消費者物価指数(CPI)」は前年同月日で4.0%の上昇となり、前月(4.9%)から大幅に減少した結果となりました!
グラフにするとこんな感じです。
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品目別に確認してきましょう!
品目別前年同月比
- エネルギー:-11.7%
- ガソリン:-19.7%
- 食料品:6.7%
- 中古車:-4.2%
- サービス:6.6%
- 住居費:8.0%
ポイント
今回の消費者物価指数のポイントしては、エネルギーとガソリンが大きく下落しました!
エネルギー・ガソリン下落の理由はロシア・ウクライナ戦争です。戦争が始まったのは2022年2月下旬から。そこから起きた事は原油価格の高騰です。
一大産油国であるロシアが戦争の当事者となり、各国の経済制裁により原油の供給が行われなくなることへの警戒感(供給への不安)が要因でした。
戦争から1年ちょっとたった今、原油高騰の危機はまだまだ顕在化しているものの、戦争開始直後からみると、ある程度落ち着きを見せているという事です。
重要な賃金インフレは下降傾向
原油(エネルギー)価格の上昇以外に、物価上昇に大きな懸念を抱いているのは「賃金インフレ」です。
この賃金インフレはなかなか厄介なもので、下がる気配がなありません。
今のアメリカは賃金の上昇が消費者の所得を増加させ、需要が供給を上回ることで物価が上昇するという悪い循環が生まれております。今後、消費物価は下落傾向をみせると思われますが、賃金インフレが止まらない限りは、まだまだ上昇に向かっていくと想定されてます。
因みに、今回発表された平均時給の上昇率は前月比0.3%。コンセンサス予想は0.4%だったので、予想を下回った事もポジティブとなり株価は上昇した結果となります。
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FOMCの利上げ見送り
FOMCが11会合ぶりに利上げを見送りました。
昨年2022年3月のFOMCから開始された利上げ。
ようやく、今回のFOMCで利上げが見送られる事となりました!
政策金利は現在の5%から5.25%の幅を維持します!
記録的なインフレ上昇の中、インフレを抑え込むために必死になって行ってきた利上げもとうとう終わりを迎えようとしてるのでしょうか!?
なぜなら、FRBの目標は「物価上昇を2%で維持する」事が目標です。
今の物価上昇率は4.0%。
ポイント
FRBが目標とする「物価2%の上昇」とは大きな開きがありますね。でも、利上げをしない理由は金融不安があるからです。無理に物価を抑えようとして金利をあげてしまうと、今度は経済が冷え込んでリセッション(不景気)が起きる可能性もあるからです。
記録的なインフレを迎えている今だからこそ、FOMCは難しい舵取りを迫られているという事です。
2023年後半の米国株式の見通し
では、今後の米国株式の見通しは?というと、、、一時的な下落調整局面はあるものの年末にかけて上昇する
と思います!
理由は2つ。
1つ目は米国株が「買われ過ぎ」のシグナルが出てるからです。
S&P500に連動したSPYというETF。今のRSI指数は「77」を超えております…..。
一般的にRSIは70~80%以上は買われすぎ(高値圏)と言われておりますので、一時的な利益確定の為、近いうちに「売り」が先行し、株価は全体的に下落するものと思われます。
2つ目は「アノマリー」です。
過去30年のS&P500指数のリターン平均は、8月と9月に下がる傾向があります。
しかし、年末にかけて上昇します。
ポイント
なので、7月~8月にかけて、ある程度の調整局面が入ると個人的には考えており、株価が下落すれば「買い」に向かいます!
6月はボーナスも支給されますので、今すぐに株には飛びつかず、調整局面に入ったタイミングで久々に大きな金額を投じていこうかなと考えております!