皆さんこんにちは!
6月にはいりました。
NIOホルダーの私からすると、
好調な滑り出しとなりました。
それもそのはず!
なんと長い冬を超え、
NIOが40$を超えたんです!
絶好調です!
株価も良い感じにあがってるので、
6月は5月と比べると上昇するんじゃない?
と思われるかもしれませんが、そうでもないんです!
6月4日に発表される「雇用統計」によっては
大きく株価が下がる可能性もございますので
皆さん、今週金曜日に発表される〖雇用統計〗を
是非、注目してもらえればと思います。
・雇用統計の重要性
そもそも雇用統計とは、アメリカの労働省が毎月発表する、
米国の雇用情勢をしらべた景気関連の経済指標のことを指します。
アメリカの政府が企業などに調査して発表する指標で、
今後の景気動向にも影響をあたえますが、
景気だけではなく金融政策の決定にも大きな影響を与えてると言われております。
要するに、今週末に発表される雇用統計次第では、
これまでコロナからの経済回復を目指し、
1年以上にわたってアメリカ経済と市場を支えてきた金融緩和を見直す転換点となると言われてます。
具体的には、雇用統計がよければ、
①今まで0金利ですすめてきた金利の利上げ
②債券の大量購入プログラムの縮小
が検討される予定です。
いわゆる、テーパリングが始まり、
投資家の不安から株価が暴落するといわれております。
分かりやすくお伝えすると、
日本でいう中央銀行の位置づけである「FRB」が、
今まで大量の購入によってアメリカの株式市場にマネー(お金)を投じてきており、
様々な資産が大きく値上がりしましたが、そのマネーの流入が止まってしまうと、
大きく値上がりした資産が崩れ始め、市場全体に影響するという事です。
・米国株6月のアノマリー
投資家向けに情報発信している内容を聞くと、
「アノマリー」っていう言葉をよくききます。
アノマリーというのは
【過去のデータから観測できるマーケットの規則性】
の意味です。
米国株のアノマリーは、
過去のデータ(2020年まで)がありましたので振り返ってみます。
ファイナンシャルスターデータ参照
一般的に米国株は、
4月・10月~12月が株価の上昇が強いというデータが存在します。
こちらはデータが証明してます。
5月は「セル・イン・メイ」で有名です。
4月に発表された決算に対して、悪いものは売られるという所から、
5月の相場は大きく下がるといわれてるようです。
6月はというと、7・8月の夏休みを利用し株式の売買が盛り上がらず、
常に夏枯れの状態になるという所から、夏の行楽シーズンの始まりが
6月ということで過去のアノマリーでは下がる傾向にございます。
現在は、金余りの状況から株式市場に、
たまたま資金が流れ込んできている状況かと思います。
しかし、雇用統計の数値によっては大きく変動する可能性がございますので、
注意深く投資をしていただければと思います。