世界が注目していたGAFAMの決算はやはりミスしましたね….。
むしろボロボロでした。
3か月前の決算では「ドル高」「金利上昇」のせいに出来たのですが、今回の決算は全ての企業が減収減益となり人員削減まで行うという言い訳が出来ないレベルにまでなってしまいましたね…。
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GAFAM!7-9月の決算を軒並みミス!
世界が注目していたGAFAMの決算が先週発表されました。 すでに各所でニュースとなっており、ご存じの方は多いと思いますが、今回の決算の結果は「GAFAMブームの終焉」を意味 ...
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GAFAMの決算が良ければ2月の相場はいけるかも…..
と思っていた投資家の希望は見事に砕けちってしまった形となります。
アメリカのIT大手GAFAMの決算が出揃いました。結果は5社全てで減益という結果となりました。今まで米国株式相場を引っ張ってきたGAFAMも大規模な人員削減でコスト削減を実施しようという動きが相次ぎ加速しております。
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10-12月のGAFAM決算内容
では、10-12月に発表されたGAFAMの決算内容をみていきます。
GAFAM5社の決算を並べてみると、前回の7-9月の決算に引き続き、ほぼ全ての企業が売上・EPSを下げた形となりました!
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各企業の業績内容を振り返ってみると下記のような結果です。
※クリックすると拡大します
今回の決算では本当に良い所が無い決算ですね….。
大幅な減収減益の理由
前回に続き、今回の決算でも大幅な減収減益となってしまった理由は3点あると思ってます。
- インフレ
- 景気悪化
- 賃金
もちろん、ドル高・金利も影響していると思います!
しかし、今回の決算は上記の3点が大きく影響した結果となりました。
1つ1つ説明していきます。
①インフレ
10月~12月はクリスマスシーズンも重なることから、消費者の購買意欲が強くなり売上は上がる事が普通ですが、今はインフレの時代です。Amazonのネット通販の売上も大きく伸びることを期待しておりましたが、それ以以上に消費者の買い控えが起きてしまったということです!
iPhoneやPCも同じことが理由と言えます。
②景気悪化
今はアメリカの景気が弱くなっていると言われております。景気が悪くなると企業はリストラを行います。リストラの次は広告宣伝費を削減し、それでも結果を残すために起業の設備投資も控えめになってしまい、IT企業には大きな影響があります。
③賃金上昇
インフレなどの物価上昇に比例してスタッフの賃金上昇も起こっており、企業は人件費などの間接経費の上昇が企業の業績を大きく圧迫しております。特に2つ目の『景気悪化』に伴う設備投資は、BtoB向けの法人クラウドサービスは単価や粗利が高く、次の企業の事業の柱にしたいと考えているはずです。
しかし、実際には成長率が思った以上に伸びておりません。むしろ鈍化してます…。
- Googe(Google cloud)
- Amazon(AWS)
- Microsoft(Azure)
は、この事業の成長率が投資家の期待値を高める要素でもありますので、
成長のブレーキがかかってしまうと株価にも大きく影響が出てしまうという形になります。
人員削減を行うIT企業。そして新たなサービスの開拓が急務に
決算発表でわかった収益の伸び悩み。
株主還元の最大化を図るため、GAFAMの全ての企業が人員削減に動き出しております。
先日もお伝えさせて頂いたとおりIT企業が率先してレイオフを発表してます。
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IT企業が軒並み大規模なレイオフに動く!
2022年から始まったレイオフの波が止まりません! ついに、Googleの親会社であるalphabetもレイオフを発表しました。 その数なんと1 ...
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1月の調査によると米国企業がレイオフした人数の約40%がIT企業のようです。
コロナ渦で急激に成長した事業をカバーする為、獲得しすぎた余剰人員を削減し始めた形です。
やり過ぎと言われるほどの人員整理を行えば、ある程度収益は回復すると思います。
しかし、人員削減を行ったからといって劇的に回復するかといったらそうではありません!
やはり、あのGAFAMでさえ、今のサービスだけでは限界があります。
同じビジネスモデルにずっと頼るのではなく変わり続けることが必要である事が分かります。
もしかすると数年後にはGAFAMのなかで新しいサービスを生みだす事ができず、消えていく企業も出てくるかもしれません!