クルーズをはじめ、旅行業界の決算が強いです!
先日、カーニバルクルーズの決算が発表され、強い旅行需要が確認されました。
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カーニバルクルーズ(CCL)、予想を上回る好決算を発表!
猿何故、個別株はこんなに難しい...。 つい先日我慢できずに売却してしまったカーニバルクルーズ(CCL) 売った途端めちゃくちゃ上昇してます….。   ...
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今回発表されたデルタ航空の売上高は約155億㌦と四半期ベースで過去最高を更新です!1株利益【EPS】もしっかりと予想をクリアし航空業界の完全復活が見えてきました。
今回は、決算シーズンのトップバッターで決算を発表したデルタ航空をみていきましょう!
2023年第2四半期の決算は過去最高の売上と収益を記録。特に国際線の収益は前年比61%と大きな収益となった。夏の旅行シーズンも控えており、今後も高い需要が続く事が予想される決算となりました。
2023年第2四半期決算は過去最高を記録!
まずは、発表された決算の数値をみていきましょう。
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四半期ベースで過去最高の売上と収益を達成しました。
今回売上が牽引した主な理由としは2つ。
業績牽引のポイント
- 国際線事業の復活(YoY61%)
- 燃料コストの低下(-22%減)
こちらが業績を引っ張った形となります。
堅調な旅行需要とコロナからの完全回復が分かりますね!
特に国際線売上高は42.6億㌦(前年比61.4%)と過去最高を記録!
しかし、夏の旅行シーズンは今から始まります。
このまま強い需要が続けば、次回第3四半期の決算でも国際線の売上増加を背景に力強い決算が期待できそうです。
23年第3四半期・通期の業績見通しも上方修正へ
今回の決算では第3四半期・通期の業績予想も発表されました。
第3四半期・通期見通しともにアナリスト予想を超え、視界良好です。
第3四半期(7-9月)見通し
- EPS:2.20~2.50㌦(予想:2.06㌦)
- 売上高:11~14%増
通期見通し
- EPS:6.00~7.00㌦(予想:6.22㌦)
- 売上高:17~20%増
- FCF:30億ドル
FCF(フリーキャッシュフロー)も30億㌦ほど残るようですね。
コロナ時の2020年第2四半期は最終赤字6,100億円も計上していた企業が見事に復活です。
更に、従来5.00~6.00㌦の通期EPS見通しを1.00㌦も上方修正してくれるというのは嬉しいですね。
今夏は業界全体で記録的な旅客数が予想されているようです。
旅行需要がまだまだ大きく伸長するとなると、上方修正後の決算数値をさらに上回ってくる可能性もありますね!
今後も期待できる旅行業界
- クルーズ業界最大手のカーニバル・クルーズ(CCL)
- アメリカを代表する航空会社のデルタ航空(DAL)
2つの決算も視界良好で、今後の需要も力強いとコメントが出ております。
おそらく、今後も続く旅行業界銘柄の決算は見通しが良い事が予想され、力強い業績が発表されると予想されます。
- 航空銘柄
- クルーズ銘柄
- ホテル銘柄
- クレジットカード銘柄
は堅調に推移するのではないでしょうか?
価格が高くなり過ぎたAI銘柄ではなく、旅行関連銘柄も持っておくのも良いかもしれません!
来週から本格的な決算が始まります。
来週の決算注目銘柄
- アメリカン航空グループ(AAL)
- アメリカン・エキスプレス(AXP)
が来週の旅行関連銘柄の注目決算です。
是非、注目していきましょう!