マーケット動向

インフレ退治優先のFRB、2022年のアメリカの政策金利と株価の行方は?

 

戦没将兵追悼記念の〖メモリアル・デー〗の祝日の為、本日の米国市場はお休みです!

 

D8T8YA Memorial Day Parade in downtown Sarasota Florida

 

 

週末に気になるニュースがあったのでレビューしたいと思います。

 

2022年に実施される残りのFOMCは6月・7月・9月・11月・12月。

 

3月と5月のFOMCでは、それぞれ金利の上昇が決まり、

  • 3月に0.25%の利上げ
  • 5月に0.5%の利上げ

を決定しました。

 

先日、5月に開催されたFOMCの議事要旨では特に大きなサプライズもありませんでした。

 

とにかく歴史的に上昇したインフレを抑制したいと考えているFRB、

 

この先開催されるFOMCではどのような話し合いが行われ、どのような政策金利を打ち出してくるのか?

 

「最新、最深の経済情報をあなたに!」をコンセプトにしたテレ東のYouTubeで配信されていたニュースがソースになってます。

 

 

米国株、はやく上昇してくれ...!

 

 

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▽あわせて読みたい!5月のFOMC速報▽

 

▽あわせて読みたい!3月のFOMC速報▽

 

 

今後のFRBの判断は「物価」と「景気」次第

 

 

今後の判断材料としては「物価」と「景気」!!

 

特にFRBが重要視している「物価」の上昇率は徐々に下がっていくと思われます。

 

しかし、1・2ヶ月下がっただけで、利上げは止められないと予測されます。

 

理由として、FRBが目標としている物価水準は2%となり、今の8%近い物価数値と比べるとまだ全く届いてない状況だからです。

 

ただし、物価を2%に近づけるために強引に金利水準をあげたとしても今度は「景気」が悪化します。

 

そのため、「景気」が腰折れしないという条件のなかで、FRBは今後も利上げ(金融引締め)を続いていくと予想されてました。

 

パウ爺さんは、難しい判断を迫られそうだね

 

 

金利上昇は9月の0.25%で打ち止めか!?

 

5月に発表された4月の消費者物価指数は8.3%!

 

 

来月のCPIの数値も4月の8.3%を下回ってきた場合、『インフレは完全にピークアウト』といった意見も出てくる為、

 

そこまで早急に利上げを急ぐ必要は無いのではないか?という意見も出てくる。

 

といった予想でした。

 

 

覚えておきたいポイント

パウエル議長率いるFRBがインフレの抑制を最優先する理由は、今年開催される米国の中間選挙。

 

インフレは庶民の生活に大きな打撃を与え、選挙の結果にまで大きく影響します。

 

その為に、中間選挙が開かれるまで、何としてもインフレを抑えておきたいというのがバイデン大統領率いる民主党の考えてとなります。

 

 

一方、金融引締め(金利上昇)を続けてしまった場合、今後は景気の悪化・後退となってしま恐れがあり、政権に大きなダメージが残ってしまうため、

 

「物価」と「景気」を天秤にかけ調整を行うと考えております。

 

 

 

2022年の株価の見通しはどうなるのか?

 

株価の底値のタイミングは色々な意見がありました!!

 

株価の方では、先週にかけてダウ・NASDAQともに年初来最安値をつけた株価推移となっております。

 

 

 

物価が上昇し、金利水準も上がり株価は充分なほど調整(下落)してますが、

 

今が株価の底値という人もいれば、8月・9月あたりが底値という人もいました!

 

 

ただ、時期は違えど、年末にかけては上がってくるという見通しでした。

 

所感としては夏頃には株価の底が来そうな感じがします。

 

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ただ、昨年のようなバブル並みの株価上昇には戻らないようですね!

さらに、業績(決算)見合いによって株価は上昇基調に変わるという事でした。

 

業績の不透明感もあり、7月の決算で材料出尽くしとなり、年末のダウの指数は3万5.000$程度になるだろうとの事です。

 

また、株のバブルを感じたい!!

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